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レンタル屋に行ってＤＶＤを借りるついでに、ＣＤコーナーに立ち寄って明菜さんのＣＤをざっと見たら持っていないＣＤだったので借りて聴いてみました。ベスト版は手元にないものが多いので、その中の一つです。全て手に入れたいと思ってるほどコレクションマニアではないため、寄せ集めのベストは基本的にあまり買いません。オリジナル作品ならワーナーから出てる物でも買いますが・・・
借りてきた日にさっそく寝床でＤｉｓｋ１を聴いてみました。
１曲めの「飾りじゃないのよ涙は」を聴いてすぐに９０年代のアレンジ作品か〜と分かりました。８０年代のオリジナル、９０年代アレンジ、Ｄ・Ｄバージョンの違いぐらいはさすがに自称明菜ファンを公言するだけあって聴けば分かります。聴いてみての感想は、「ＨＯ ＨＯ ＨＯ」の後に入る「ＷＡＯ」が聴けないので少しフラストレーションが溜まります。元々あまり好きな歌じゃないけれど、特に９０年代のアレンジは苦手だなと思いました。「飾りじゃないのよ涙は」が好きじゃないって結構爆弾発言でしょうか？
周りに中森明菜さんのファンがいて、「飾りじゃないのよ涙は」いいよねって話してあまり好きじゃないって言われたら、本当に明菜ファンて私ならきっとそう思っちゃうだろうなと。
でも、ＣＤで聴く「飾りじゃないのよ涙は」はあまり好きではないけれど、ライブで聴く「飾りじゃないのよ涙は」は不思議と結構好きなんです。
２曲目は９０年代アレンジの「ＤＥＳＩＲＥ」で、私が一番好きな「ＤＥＳＩＲＥ」です。
バックのシャカシャカ音が少しうるさいけれど、アップテンポでノリが良くて好きです。
「ＤＥＳＩＲＥ」を聴く時は大体頭の中で合の手を入れながら聴くんですが、このアレンジが自分では一番合の手が入れづらいです。
３曲目には「ＴＡＴＴＯＯ」といったように、「ミ・アモーレ」まで９０年代のアレンジバージョンで８０年代のヒット曲がこれでもかというぐらいに続きます。息もつけない感じの怒涛の流れですが、「ダンスはうまく踊れない」でちょっと一息ついてまた気持ちを鎮めて集中して歌の世界を楽しめます。
「逢いたくて逢いたくて」、「終着駅」と『歌姫』からの選曲が続き最後にＤｉｓｋ２の布石のためか９０年代のオリジナル作品「水に挿した花」で終わります。
借りてきた翌日に次はＤｉｓｋ２を聴いてみました。
今度は「Ｍｏｏｎｌｉｇｈｔ ｓｈａｄｏｗ〜月に吠えろ〜」から「ＥＶＥＲＬＡＳＴＩＮＧ ＬＯＶＥ」まで９０年代のシングル曲がずらっと続きます。ヒット曲とは言えないんだろうけれど、９０年代の明菜さんを知る上ではどれも外せない名曲だと思います。「ＥＶＥＲＬＡＳＴＩＮＧ ＬＯＶＥ」の後には『ｌａ ａｌｔｅｒａｃｉｏｎ』から「ＮＥＳＳＡＲＹ」が収録されています。９５年のｔｒｕｅライブでも歌っているところを考えると、この曲結構好きなのかなと思いました。だとすると、きっとこのベスト版は明菜さんの気持ちが酌まれてる作品なんでしょう。そして、「ＮＥＳＳＡＲＹ」の後はＤｉｓｋ１と同じように『歌姫』から「愛染橋」、「片想い」、「私は風」が選曲されています。
そして「桜（びやく）」と「ＮＯＲＭＡ ＪＥＡＮ」はオリジナルアルバム『ＳＨＡＫＥＲ』、『ＵＮＢＡＬＡＮＣＥ＋ＢＡＬＡＮＣＥ』からの選曲といったように９０年代のシングル曲、アルバム曲が多彩に織り込まれています。
Ｄｉｓｋ１、Ｄｉｓｋ２と合わせて聴いてみて、私が出した答えは９０年代の明菜さんを知るには手っ取り早い一作品ってところでしょうか。 |
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