作　詞　： 岩谷 時子 作　曲　： 宮川 泰 収録アルバムタイトル 初版発売日 歌姫 1994/3/24 BEST COLLECTION 1998/10/21 歌姫＜スペシャル・エディション＞ 2002/12/4 No. 0003 ■ ＭＳ ■ [ 2005年07月20日(水) 08:13 ] 失恋の歌です。男性から別れて欲しいと言われたとき、ショックだったものの、無理をして、あるいはみえをはって、笑って別れたようです。園まりさんの有名な曲で、原曲を現時点で聴くと、ちょっと　といった感じですが、発売当時としても濃すぎて売れたのかもしれません。発売時の園さんの年齢はわかりませんが、結構、若かったのではと思います。 　さて、明菜さんのは原曲に比べると、若干濃厚な部分もあるのですがそれほどでもなく、あきがこなく、明菜さんのいろいろな声を安心して楽しめます。この有名な曲を歌姫に入れた理由、ちょっとわかりませんが、失恋しても相手を思う気持ちを歌っている曲を新たに表現したかったのかも（あたりまえの推測です） ■ お気入りのアルバムタイトル： 歌姫 No. 0002 ■ isojin ■ [ 2004年03月07日(日) 00:00 ] 　この元歌が流行った頃は、私は高校生だったのではないだろうか。兄がこの歌が好きでよく聴いていた。あのころは、まだステレオもコンソールタイプのものだった。そのステレオから流れる特徴的なトランペットのイントロ、それに続いて「あいしたひぃとぉはぁ、あなぁたぁだぁけぇぇ」という、揺られるようなビブラートの強く効いた艶めかしい歌声が、ちょっと気恥ずかしく聞こえたものだ。 　中森の歌は、艶めかしさが抑えられていて、しっとりと落ち着いた感じに仕上がっている。膨らみのある安定した低音が、耳に心地よく響き、ゆったりとした気分にさせてくれる。 　こういうゆっくりした曲を聴くと、中森という歌手が一語一語を、その言葉の意味合いも含め丁寧に表現しているのがよく分かる。また、「……だけどぉぉ」の「ぉぉ」の微妙な音程の取り方に現れているように、時には、元歌の音程（おそらく譜面はそうなっているのだろう。）に拘らず、敢えて話し言葉がもともと持つ音程を優先しているのではないかと思えるような歌い方もしている。きっと、理屈ではなく、彼女の「感性」がそうさせているのだろう。 　…凄い人だと思う。 蛇足ながら… 　この歌が流行った辺りに、タンゴも流行っていた。コンチネンタル・タンゴ、アルゼンチン・タンゴの楽団が来て、東京厚生年金会館などに聴きに行ったりした。日本で人気のあった楽団に、ドイツのアルフレッド・ハウゼという楽団がいたのだが、この楽団、日本の歌謡曲を演奏させたらピカ一だった。この「逢いたくて…」も、見事なタンゴに仕上げたＬＰがあった。 ■ お気入りのアルバムタイトル： 歌姫 No. 0001 ■ 残業姫あけん ■ [ 2004年01月06日(火) 00:00 ] 　懐かしい記憶の曲だからこそ そのリメイクの出来にはこだわってしまうもの。その意味でも明菜さんのカバーは本当に素敵です。一言一句聞き逃せない歌唱です。想像ですが 明菜さんの小さい頃の記憶の中で、昭和の匂いがすばらしく昇華された結果の「逸曲」ではないでしょうか．．．それにしてもこのての曲を歌わせると 明菜さんの右に出る歌手はいませんねェ。ホント! ■ お気入りのアルバムタイトル：