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ＤＶＤの中では一番値段が高く、その分，ケースの中にケースで「内装」も豪華。
シングル，それも，オリジナルに近いので初心者の私でも聞きやすいのですが、しかし、第一印象、伴奏がケバケバシイ。気のぬけたような「I missed〜」のイントロのキーボード、派手なだけのスロモーションのフルート、「単に目立とうとしているんじゃないの」と。とられてもしかたない「desire」のドラムス。とにかく、音符が過剰。多ければいいというものではありません〜〜と，けなしておいて，あとで誉めるのがいつもの私のパターン。「liar，セカンドラブ，水に差した花」，の静かな３曲，しっとり，おちつきます（でも，フルートで現実に戻りますが）。セカンドラブ・北ウィングのイントロのアレンジいいです。十戒（1984）のリハーサルと本番もいいです。
「IT'S BRAND NEW DAY」もスタジオ録音版より，こちらの方が聞きたい気にさせてくれます。そして，「ラ・ボエーム」−−−歌詞間違いの緊張感があって，2003におとらず，気合いがはいります。バックボーカルの方，こんな場合，どの歌詞を歌っていいのか・・・大変そう。この２曲，ハデな伴奏が気になりません。
アンコールの２曲が終わりをきめてくれて，十分たのしめるＤＶＤ。この３年後の2004年の映像があれば，なんやかんや文句をいいながら，やっぱり気に入ったかも。
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