初版発売日 2006/1/11 1 落花流水 （2006年テレビ東京系新春ワイド時代劇「天下騒乱 徳川三代の陰謀」主題歌） 2 スローモーション (from true album akina 95 best) 3 DESIRE−情熱−　(2005年新録version) 4 少女Ａ　(2005年新録version) 5 初めて出逢った日のように 6 北ウイング　(2005年新録version) 7 十戒(1984)　(2005年新録version) 8 Days (テレビ東京系「女と愛とミステリー」のエンディングテーマ) 9 ミ・アモーレ（Meu amor e･･･） (from true album akina 95 best) 10 TATTOO (from true album akina 95 best) 11 1/2の神話　(2005年新録version) 12 難破船 (from true album akina 95 best) 13 赤い花 14 The Heat〜Musica Fiesta (TBS系TVワンダフル2002年5月エンディング・テーマ) 15 TANGO NOIR (from true album akina 95 best) 16 飾りじゃないのよ涙は　(from 歌姫D.D.) 17 華−HANA− (NHK−BS1「地球ウォーカー」テーマ曲) ↓　次のページへ No. 0025 ■ レコード・コレクターズ nagai [ 2012年03月11日(日) 12:29 ] ●音楽誌 レコード・コレクターズ ２００６年 ４月号 テキスト：後藤幸浩 ★０２年以降のシングル、８０年代ヒット曲の再録音 (＝０５年録音の他、０２年の「歌姫D．D」、 ９５年の「true album akina 95 best」から収録)で構成したベスト。 「落花流水」の凛とした、「赤い花」(パク・ヨンハの 「初めて出逢った日のように」のカバー) の情熱の手触りまでが伝わるような歌は文句なし。 中近東〜東北アジア的サウンドも良い。 リズムと歌が一体化したラテン〜ヒップ・ホップ調の 「The Heat」やバラードの「Days」も含め、 最近のシングルはどれも充実。 ライブ感あふれる再録の０５年版、 潤い度の高い９５年版と多彩に楽しめる。■ ●「ベスト・フィンガー２」のリリースに期待しています。 リリース順の曲順だと嬉しいです。 No. 0024 ■ 今と昔 ＭＳ [ 2008年05月21日(水) 06:04 ] 　最近２ヶ月間，ずっと通勤途中の車で聞くのがこのアルバム−といってもカセットしかないのでテープにおとしたもの−「落下流水」＋新録５曲＋Days＋他のＣＤより「花よ踊れ」と「GAME」）です。従って厳密にはこのＣＤのレビューとは言えないのですが，２ヶ月間聞いていて飽きないのは，十分に魅力あるＣＤの半分といえるのでしょう。 ではどこが魅力，単純なことですが，「今」と「昔」を１枚でたのしめること。曲だけでなく，ワーナーの曲を今の明菜さんが歌う，たんにそれだけ。北ウィングは叱咤激励されている感じで，好きなのですが，若いときよりも今の年相応の明菜さんの方が元気でます。 No. 0023 ■ tiisanawaga ■ [ 2006年01月28日(土) 00:11 ] 　ひと言だけちょっと軽い不満見たいなことを言わせて下さい。 　１５の『ＴＡＮＧＯ　ＮＯＩＲ』なんですが、これtrue album よりも歌姫ＤＤの方を使用したほうが良かったかもしれないと思いました。true album の他の曲はいいのですが、この曲のアレンジは今日聴いていてどうも演奏が少し「やかましい」という感じがしました。この曲ＤＤのアレンジかなり良かったので『飾り・・』でもＤＤなのですからもう一曲ぐらいＤＤから入れても良かったように思いました。 No. 0022 ■ tiisanawaga ■ [ 2006年01月25日(水) 23:24 ] 　このアルバム、私を含めて最後の『華ーＨＡＮＡ』を再評価される方が多いように思います。本当にこんなに癒されるようないい曲だったのかとこのアルバムを聴くと改めて思います。特に下のＮＡＫＩさんのレビューに書かれてあるように今の明菜さんからのメッセージのように思えてきます。 　この曲が発売されたときはシングル『Days』のカップリング曲だったことともうひとつのカップリング曲『瑠璃色の地球』の狭間の曲ということで私はあまり注目していませんでした。そしてその後『Days』がアルバム『I Hope so 』に入ったのでこのシングルは聴くことも無く忘れたような状態でした。 　明菜さんからのメッセージとしては私は今まで『Days』の方に強く意識していました。これはご存知のように作詞が明菜さんですので明菜さんの歌手としての決意のようなものを感じていました。 　 　♪今愛信じて　激しい風にさらされても 　　　超える強さに変えてゆく 　　　あの日をくれた　あなたを守るため♪ 　 　『Days』の最後のフレーズですがこの『Days』には全体に明菜さんのこれまでの歌手生活の辛さを或る意味支えてくれていたファンに感謝の気持ちが強く現れているように思います。そして歌手としてこれからの「決意表明」みたいな感じを受けました。 　そして『華ーＨＡＮＡ』はその決意表明した後の覚悟を決めた穏やかな気持ちが込められているように思えてきました。もちろんこの曲は作詞が夏野芹子さんですから厳密には明菜さんの言葉ではないのかもしれませんが歌唱は明菜さんの心を歌っているように思います。 　♪哀しみも　空しい過去も優しさにしたから 　　　あなたとは出逢えたの　華が燃えてる♪ 　夏野芹子さん、明菜さんの何もかも分かってこの作詞をしていただいたのでしょう。　 　名曲、名唱といえる気がします No. 0021 ■ ＮＡＫＩ ■ [ 2006年01月25日(水) 01:29 ] ≪時間旅行をふわふわと≫〜続．コアファンにもぜひ聴いて欲しい〜 下でも書いたように曲順も購入前テンションがあがらない原因でした。聴いてみて、この組み合わせの妙があります。 『落花流水』から『スローモーション』に一気に戻るのが良いですね。新曲からいきなりデビュー曲『スローモーション』に戻り、そこから明菜の代表曲『ＤＥＳＩＲＥ』、明菜出世作『少女Ａ』と続き、いきなり2004年の『初めて』に戻ります。この流れも良いです。 新録はオリジナルを彷彿させるアレンジと歌声です。80年代を彷彿させる新録、2000年代（現代）、90年代（true album akina）とふわふわ時間を行き来しています。80年代を彷彿させるもの・95年もの・2002年セルフカバーと言っても元は80年代の明菜代表曲ばかりです。移動の軸がしっかりしています。新録は80年代を彷彿させるものであっても、録音したのは最近です。そのため7割がたは2000年以降の声、基盤がしっかりしています。 軸と基盤がしっかりしているので、ふわふわと色々な年代に時間旅行をさせてくれます。時間の行き来が良いです。2000年以降のたまに『今』に帰ってきてシングルが出された順ではなく、出された順がジグザグなのもふわふわ時間旅行に役立っています。 1：2005年（現代）→2：90年代（true album akina）→3：80年代彷彿もの（新録）→4：80年代彷彿もの（新録）→5：2004年→6：80年代彷彿もの（新録）→7：80年代彷彿もの（新録）→8：2003年→9：90年代（true album akina）→10：90年代（true album akina）→11：80年代彷彿もの（新録）→12：90年代（true album akina）→13：2004年→14：2002年→15：90年代（true album akina）→16：2000年セルフカバー→17：2002年 このふわふわ時間旅行の着地点が華−HANA−。この構成だとこの曲のキレイさを改めて感じさせてくれます。true album akina95を使ったから光と影が際立っただけでなく、ラスト2が『ＤＤ』からの『飾りじゃないのよ涙は』だったのが良かったのです。新録よりも『今』の明菜が出ている『ＤＤ』からの1曲の選曲により、現在に時間が戻ってきた感じです。現在に戻ってきたところで『華−HANA−』。紛れもなく『今』の明菜がしっかりいます。 現在に戻ってきた演出なら2000年以降に出されたシングルという考え方もあるでしょう。『華−HANA−』は『Ｄａｙｓ』のカップリング曲なので、他のシングルよりも『Ｄａｙｓ』を持ってくると落ち着きます。でも、ラスト2が『Ｄａｙｓ』だったら平凡すぎて、鮮やかな組み合わせの妙は生まれてこなかったでしょ。ついでに『ＤＤ』　は個人的にはこれから先（未来）の明菜の方向性が見えてくる気がします 『華−HANA−』はきれいな曲です。『華−HANA−』は空気が澄んだ日の青空のように、何も邪念なものや余分なものがないです。この流れだから余計にキレイさが強調されました。それは歌っている明菜の心が澄んでいるから。過去は過去として受け止め、方向性に迷いがないです。 ダウンロードで好きな曲だけを買えます。好きな曲だけではなく、このアルバムは全部購入して最初から順番に聴いて欲しいです。ラストの『華−HANA−』澄んだキレイさを実感できます。 ↓　次のページへ