|
このところ医者に行くほどでもないけどあまり体調が良くなくて、また、私の周りにも体調を壊す人が出たりして精神的に少し下降気味でいました。
今朝、目が覚めて布団の中で目を瞑りながらぐずぐずしてあれこれ取り留めもなく考え事している中で何となく『Dear Friend 』のフレーズが浮かびました。
♪気弱な うすいルージュの溜息・・・
このフレーズ部分が浮かんで、最初の歌詞は何だったかな・・などと思い出して、
♪回転ドアの向こうで 手を振る彼女の影 たぶん誰も気づかない 微笑みなくしているなんて・・・
と、思い出しました。
そこで今日は、久しぶりに手が空いたときにゆっくりとこの曲を聴きたくなりました。気分的に大きく落ち込んでいるときには私はあまりこのような曲は苦手になるのですが、少し気分の優れないくらいのときにはこのような明るい曲調が聴きたくなることを初めて知ったように思います。
「BESTⅢ」を出してきてほんとに久しぶりに聴きました。このアルバムは比較的リズミカルで明るい曲が揃っていて明菜さんのアルバムでは珍しいような気がします。明菜さんとしてはこのアルバムには不満が有ったと聞きますがそれは抜きにして聴きますと私の今日のような気分のときには良いように思います。
確かに通常の「BEST」アルバムとは言い難い選曲ですが収録されている曲は皆良い曲に思います。特に
聴きたかった『Dear Friend 』は明菜さんのヒット曲でテンポのある明るい歌と言ったらこの曲と『サザン・ウインド』とが双璧と言うべきかなと思います。
そして近年の明菜さんにこのような歌唱の曲は無いなと思いを致して、今の時代はCD冬の時代だし、このような曲をリリースしたところで売れないだろうなと思ったらちょっと寂しい気持ちになりました。
また今の明菜さんにこのような曲が似合うのかなと思ったりしてちょっと複雑な心境になりました。きっと明菜さんですからファンの心をとらえる歌唱はしてくれるものとは思いますが一般的な目線でいえば明菜さんの年齢に相応しくないとされて不評を買ってしまうのかなと思ったら寂しかったです。
それでも今日はこのアルバムを聴いて良かったです、少し元気が出ました。皆さんも少し落ち込んでいるときはこのアルバムも良いものです。 |
|
