初版発売日 1989/7/25 1 URAGIRI 2 赤い不思議 3 さよならじゃ終わらない 4 LIAR 5 乱火 6 CLOSE YOUR EYES 7 STANDING IN BLUE 8 風は空の彼方 9 SINGER 10 雨が降ってた ↓　次のページへ No. 0011 ■ B面も好き Rose [ 2015年10月20日(火) 16:48 ] 大好きなシングル曲です。 心の叫びがストレートに伝わる名曲ですね。 ピアノのイントロが、私にはガラスの心が割れるような、悲痛な心の叫びに聴こえます。 悲しい恋の結末を自由と表現していますが、それもLieなのかと、個人的に感じました。 悪い夢だと心に嘘を吐いてポジティブに生きようとしている、そんな印象の歌です。 No. 0010 ■ 休日に nagai [ 2014年04月11日(金) 10:15 ] ●心が渇いたら…明菜。 とは、「SAND BEIGE」のキャッチ・コピーだったが、 休日。 どこにも行きたくない。 何もしたくない と、少しばかり気分が ネガティブだったりする時に 聴くと癒やされるアルバム。 このアルバムは繊細で哀しくて美しい。 「CRUISE」を聴いた後は、 「SHAKER」と 「I hope so」のアルバムを続けて聴く事をオススメする。 心のヒダに、 骨の髄にまで 感動を与えてくれる歌い手は、 中森明菜しかいない、と 改めて気づくだろうから。 No. 0009 ■ 気だるい女性 通りすがりのファン [ 2014年02月22日(土) 17:10 ] 裏切られても嘘をつかれても泣き疲れても どっぷり感情に浸らずに達観した女性を想像しました。 それは心が強いというより、何かを諦めた気だるさを感じました。 No. 0007 ■ 風のように流れて koguma [ 2013年10月25日(金) 18:04 ] 高校生の時に、このアルバムのカセットを入手しました。 部屋で、車の中で、色々なところでウォークマンに入れて聴いていました。 （もともとはこのサイトに興味を持ったのも、 ここが「みんな」のレヴュー集というサイト名だったので ｢ＣＲＵＩＳＥ」と「ＣＲＩＭＳＯＮ」について誰かと語り合えないかなぁ？　 と思ったのもキッカケのひとつでした。） このアルバムは昔で言うダブルラジカセのリバース機能を使って一日何回も聴けるＢＧＭのような 風のような印象を持ちつつ、「ＵＲＡＧＩＲＩ」や「乱火」のような歌、 ｢風は空の彼方」のような癒しの歌があり、ひとつひとつ「奥行き」などという言葉では 済まされない深さがあると、学生から大人になるにつれて心で感じていました。 「ＬＩＡＲ」もこのアルバムで聞くと流れを感じます。 無論、私はファッション雑誌の企画、コラボだということは知りもせず。 最近になって、またどうしてもＣＤとして入手したくなりＳＡＣＤ盤を購入しました。 やはり、年齢を重ねても学生の頃に感じた刹那さ、素敵です。 秀逸です。 明菜さんが、雨がしとしと降る外を、木枠の窓から眺めている・・・そんなイメージを私は持っています。 No. 0006 ■ 意志のＡ面 maupin [ 2012年12月03日(月) 01:40 ] いったい何度聴いただろう。思い出と思い入れが詰まっている。 けれども、時間がたち距離を置いて聴けるようになって、すこし違和感を覚えるようになった。ファッション・ブックとのメディア連携というコンセプトで制作されたアルバム。だったら何故、Ｂ面の雰囲気でもっとスタイリッシュに全体をまとめなかったのだろう？ Ａ面の、あの息詰まる緊張感。『CRUISE』というタイトルから連想される軽快さ洗練さとは、どこか相容れないような違和感を覚える。どうしてこういうＡ面なんだろう？アルバム制作には徹底的にこだわり、『不思議』以降、アルバムとシングルとは一線を引いてきたはずなのに、なぜここで "LIAR" を入れたのか？ずっと疑問だった。 いま自分なりに納得している答えは、どうしても歌いたい歌が、あのときの明菜さんにはあったのだろうということだ。アルバムのコンセプトやトータルな統一感を犠牲にしてでも、歌いたい歌がある。その意志が、あのＡ面には現れているような気がする。 客観的に見て、コンセプト・アルバムとしては「失敗作」なのかもしれない。 けれど、その違和感もふくめて、愛おしく、愛したい作品だ。 ↓　次のページへ