|
この詩の世界は…、どこかで聴いたような。
そう、知っておられる方は知っておられるかもしれませんが伝説から神話になってしまわれた山口百恵さんの「ラスト・ソング」という歌にめちゃ似てるんです。
おんなじくステージ上に立つ歌い手、客席には彼(しかもどちらも別れる予定)、どちらも本日最後のラストナンバーを歌ってるんです。
百恵さんの方は逸話あって、作者の谷村新司が感情を込めようとしない百恵さんに｢別れる彼を前にして歌うのにそんな感情で歌えるのか！｣と叱責し、結果、百恵さんは入り込みすぎて涙声の録音になり、それがオッケー・テイクになったそうな。
後にミュージック・フェアで谷村新司直々のカメラ割りで百恵さんは涙涙の絶唱を披露しました。
明菜姫の｢SINGER｣は時代的なものもあって同じ主題でもかなり洗練された歌になってます。
多分、姫はこの歌に関しては詩の内容よりもサウンド重視で、洗練された都会のイメージを伝えたかったのだと思う。
だから詩よりも歌声よりも、あのジャズィーなサウンドのほうが印象的な方、結構多いのでは？
| |
