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初めて聞いたのは彼女がデビュー20周年の記念に出した２枚組みのアルバムに入っていた曲だった。
実は「APPETITE」の後に「〜HORROR PLANTS BENJAMIN」という副題が入っていたことすら知らなかった。ずっと「APPETITE」だけが題名だと思っていた。
この曲のすごいところはリズムの乗り。そして…。
♪妖しい腰つきになったあたし見て この部屋南国より味がある 今夜も激しく×××!
この２番の歌詞、激しすぎる！こんなことを言われた相手はどういう思いを抱いてしまうのだろう…。
♪近頃物足りないわ牙もはえたし 身体はいつでも燃えるエナジー
あいつがいとしすぎるの ジェラシーよ 食べてしまいたい×××!
感想の後のこの歌詞でも激しい！！恋愛なんてきれいな言葉で表現できるものじゃない、もう別の意味で凄い！！それだけだ。でも、この曲は南国のテイストが感じられる。南国が目に浮かぶような歌詞もあるのだ。
♪愛してよ 亜熱帯まで眠り誘うほどに
愛してよ あたしの肌熱いリラクゼーション
愛してる もっと近くにいつも感じたいわ
愛してる 強い男あいつあたしのもの
愛してる もっと近くにいつも感じたいわ
愛してる 強い男あいつあたしのもの
こう言っているくらい、自分の好きな人に対して自信がいっぱい。自分に対しても自信いっぱい！南国の景色を背にそう叫んでいるような気がするのだ。
TE QUIERO SABOREAR(ほんと おいしそうだわ)というのがシングルにしかないのも惜しい。アルバムにも入っていたら、もっと聞きがいはあっただろうと思う。そう感じさせるくらい、南国のトロピカルな味がこの歌にはしみこんでいると思う。
でも、これは彼女がラテンにはまる前の曲なのだ。南国テイストの曲であるがゆえに、これがResonanciaに入っていたら、もっと熱いアルバムになったような気もして惜しい。
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