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■凄い。凄すぎる。
デビュー２７年、４４才のベテラン歌手が創るアルバムじゃないですよ。このアルバム。
こんなにも刺激的で攻撃的で堪能的なオリジナル作品を自分は３年間待ってました！
女性歌手にしては珍しいほどの低音の声を武器に、
時には太く時に囁くほどの声で
振幅の大きな、打ち込み系サウンドを完璧に自由自在に操っております。
■不満な点も書くと、このアルバムは「レソナンシア」と同様に、まず最初にサウンドありき。の楽曲が多い為、歌詞が記号的なのが多い。
その点では、アルバム「DESTINATION」の方が全体的に歌詞が まとまってて好きかな。川江美奈子さんの歌詞、良かったし。
あと、５曲目、９曲目、１０曲目とバラード系が３曲入っており、
こんなにバラードを入れる必要性があったのかと？
かえって全体が散漫な印象を与えてしまっている。ラストの曲だけでバラードは良かった。
あとの２曲は、次のアルバム収録で良かったかも。
バラード３曲。ドスが利いてる低い声で、怖い。「痛い恋をした」「あの夏の日」を更にダークにした感じ。素敵な歌だけどね。
■久しぶりのオリジナル作品。もったいなくて、まず初回盤のオマケのリミックスCD２曲を聴きこんでいます。
１・DIVA・リミックス
「偽りのない愛」
「憎しみさえ〜 take your way 〜」の歌唱が好き。
２・Heartache・リミックス
全１２曲の中でも、かなり お気に入りの歌です。歌詞も少し寂しげなのに、ツンデレ歌唱が たまらない！
「じっと黙ったまま〜」の部分が最高。
■色々書きましたが、このアルバムは大傑作。
中森明菜は、カバーアルバムだけの歌手ではない。
明菜は更にディープに なっていく。
自分は、離れられそうにない。完全に、明菜中毒。■ |
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