歌詞ページを開く 帰省〜NEVER FORGET〜 作　詞　： atsuko
鈴 康寛
作　曲　： 鈴 康寛
収録アルバムタイトル 初版発売日
帰省〜NEVER FORGET〜［Single］ 1998/2/11
SPOON 1998/6/17
Will 1999/12/1
Ballade Best -25th Anniversary Selection- 2007/3/28
歌姫伝説〜90's BEST〜 2008/2/27
オールタイム・ベスト　−オリジナル− 2014/8/6
ファンが書いたレビュー
No. 0011 ■ 証明 ama [ 2013年01月16日(水) 20:39 ]
90年代前半、「私は風」という果てしなく広大なスケールを持った作品を自分の世界観で再構築してみせた中森明菜。
90年代後半に再び『運命』の曲と出逢うこととなった。
原曲の歌詞に緻密な修正が施され、中森明菜の魂から発する歌唱と相見えた時、プライベートな友への挽歌はより普遍的な意味を持った作品へと変貌した。


人間の力ではどうにもならない大きな岩のような存在。
表面はごつごつしているが、形は美しくいつまでも眺めていたいと思う。


大切な作品だけど繰り返し聴きたいとも思わない。
一言でいって『中森明菜の証明』と呼びたい作品。　


ライブで生を聴いた経験はありあませんが、個人的にはバラード・ベスト版よりもオリジナル版のほうが好みです。もっと言えばPVで見ながら聴きたい。
調和を保った中に崇高な意志が感じられるからでしょうか…
■ お気入りのアルバムタイトル： SPOON
No. 0010 ■ これほどの名曲はあまりないと思います。 fumi [ 2007年04月01日(日) 16:01 ]
こんにちは。「ベスト」のラストを飾る「帰省」は感動の作品でした。
そして、この曲にまつわるエピソードや、歌詞が微妙に変更（元の曲の歌詞から）になったりしていたのを知るにつれ、「名曲ってこういう風に誕生するんだー。」と実感しました。

私が生で「帰省」を聴けたのは「ＳＰＯＯＮ　ＴＯＵＲ」のラストでした。良かったですよ、生で聴く「帰省」の迫力、しゃがみこまれての熱唱でした。

この曲はは今のところＤＶＤ等には収録されてないのですね、でもそれがまた、かえって良い現象になっているのかも。。これからもなかなかステージでは歌われないのかも。そういう意味での「幻の名曲」になっていってほしいと私は勝手に思っています。

「冷たい月」は早くＤＶＤ化になってほしいのですが、、、無理かな？
■ お気入りのアルバムタイトル： Ballade Best
No. 0009 ■ 明菜のファンへの思いがたくさん詰まった曲です。 ＮＡＫＩ [ 2007年03月30日(金) 00:22 ]
『Ballade Best』の『帰省』についてです。

明菜のファンへの思いがたくさん詰まった曲です。発売前、板にも書いたように右往左往して自分の中ではソフト路線でも良いかなと落ち着いていました。明菜の考え方は違いました。正々堂々と真摯に『帰省』と向き合ってくれました。ライブでの熱唱を彷彿させるようなダイナミックで気持ちのノッタ迫力ある歌声です。98年のライブと同じとは残念ながらいえません。98年ライブでの『帰省』はワインで言うと奇跡のワインです。あの時の明菜でなければ歌えない歌でした。「別格」です。それでも『ＢＢ』の『帰省』はとっても気にいっています。『帰省』に憑かれているので、何度も聴いてます。

98年ライブで歌われた別格『帰省』はさておき、ファンが手にして聴けるものの中で本当の『帰省』はない、オリジナルの『帰省』でさえ、あんなもん『帰省』じゃないと偏った考えがあり、今までジレンマがありました。『ＢＢ』の『帰省』はそのジレンマがないです。だいたいＣＤでの明菜の歌声は無難にまとめています。ライブでの明菜は無難にまとめるのではなく、枠からはみ出し失敗を恐れずに歌います。フィギュアスケートで失敗するかもしれない4回転ジャンプを果敢に飛びにいくような感じです。『BB』の『帰省』は無難にまとめよりも枠からはみ出してダイナミックに歌っているのが良いです。

上杉さんのアレンジもオリジナルアレンジを尊んでいます。それでいて、しっかりと小技が使われています。正統派のアレンジです。言葉の最初を強く歌い、切ったような歌い方をする明菜の歌声も良いです。迫力あるダイナミックな『帰省』が聴きたい。私たちファンの熱い要望をしっかりと受け止め真摯に形にしてくれた明菜。ファンのことを大切に考えてくれる明菜が私たちファンのために歌ってくれた『BB』版の『帰省』です。その気持ちがうれしいです。明菜のファンへの熱い気持ちが心を熱くします。私たちファンと明菜は相思相愛なんですね。改めて実感しました。
■ お気入りのアルバムタイトル： Ballade Best
No. 0006 ■ 「独白」歌唱。 tiisanawaga [ 2007年03月27日(火) 23:56 ]
　まず、ここでは今回の『バラードベスト』の中の『帰省』について書かせていただこうと思いますのでまだ購入されてなくて、これから購入予定が有る方は一応「ネタばれ」になるかもしれませんので・・。

　明菜ファンを少しやってる方ならこの曲はファンにとってあまりにも有名で、それだけにいろんな思いをこの曲に抱いている方が多いと思います。私もそんなファンのひとりです。
　過去のコンサートでアンコール曲として何度か歌われていますが、私も２度聴いています。それはCDで聴くとは比べ物にならないくらい素晴らしかったです。
　
　その『帰省』が今回のバラードベストで新たに録音しなおすということでどのような歌唱を聴かせてくれるのかと楽しみにしていました。そして今日「発売日」より一日早く購入することが出来まして早速聴きました。
　
　感想を書く前に私が歌を聴く時の拘りと言うか思いについてですが、私はあまり「メッセージソング」とか人生の「応援歌」みたいな曲は好きでありません、捻くれ者ですから「頑張れ！」みたいな歌は「大きなお世話」とか「お前みたいなもんに言われたくない」或いは「相変わらず詰まらん歌詞を作る」ぐらいに思ってしまうのです。

　確かに一度聴くと感動するような歌詞も有ります。このようなことを書いてはいけないのかも知れませんが例として書きます。気を悪くされたらごめんなさいですが、例えば『千の・・・・』と言う曲を初めて聴いたときはそれなりに感動しましたクラッシクを歌われている歌手の方だけあって声量もあり歌唱力も素晴らしく、「歌詞」もセンセーショナルと言うか衝撃的でしたのでメッセージソングのようですが歌に引き込まれました。２度目に聴いたとき、やはり上手だな、と思いましたが最初ほど感動しませんでした。そして先日、ミュージックフェア２１と言う番組で３度目に聴いたときすぐ飽きてチャンネル変えてしまいました。　
　何故なんだろうと考えると、上手くて詰まらない、歌詞が説教臭い、聴かせる歌い方、などが考えられるのです。非常に我儘な理由で飽きてしまうのです。

　何故こんなことを書いたかと言いますと、今回この『帰省』を初めて聴いたとき明菜さんの歌い出しがなんだか「ぎこちない」感じを受けたのです。そう、あのクラッシク歌手のような「安心」して聴ける歌唱とは違うのです。明菜さんの歌唱は時に不安定な感じも受けたり、「荒っぽさ」みたいなものも感じるのです。でもです、でも聴き進むうちに引き込まれていくのです、サビの部分♪同じ夢過ごした日々を忘れない♪のところなどは何度聴いても何だか胸に迫るものがあるのです。

　これは何でだろう？と考えました。歌詞は取りようによっては多少説教臭い面も有るかも知れません。そして正直、失礼かも知れませんが歌唱力が素晴らしい訳ではないと思います。クラッシク歌手のように安定した歌唱とは思いません。そして何よりも「聴かせる歌い方」ではないように思うのです。明菜さんが自分自身の歌を歌っているのを我々は「聴いている」ように思うのです。ですから、この歌詞でも説教臭さも感じないように思います。
　
　これは私が好き勝手に思っていることかも知れません。明菜さんの気持ちの中では我々に聴かせるために歌っているのかも知れません。それでも私は明菜さんの「独白」のような歌唱を聴いていると思っています。そして感動しています。

　私の文章力が無いために、解りやすくと思い「例」に出してしまいました歌手の方には大変失礼な書き方になってしまいましたがお許し下さい。
■ お気入りのアルバムタイトル： Ballade Best
No. 0005 ■ はら坊 ■ [ 2006年04月29日(土) 23:07 ]
実はこの曲は周りの評価ほど良いと思えなかったのです。「冷たい月」を見るまでは。

本来ここは明菜様の歌レビューの場所ですからドラマに関する書き込みはどうかと思うし、ましてやそれが旬の「プリマダム」でなかったら非難を浴びてしまうでしょうがあえて書きます。
いや、書かないとすまないのです。

以前にも書きましたが私は遅咲きの明菜ファンですのでまだまだ食していない曲やビデオが沢山あります。その１つがビデオ「冷たい月」でした。
あまり市場に出回っていないのと値段が高く敬遠していたのですが先日やっとみることができました。
感想はただただ「感動」でした。最終回は嗚咽が止まらないほど泣いてしまいました。

主人公「希代加」（絶対に主人公は美咲ではなく希代加です）の冷酷でありながら優しさを隠せない表情を明菜様は実にみごとに演じきって、希代加が涙を浮かべるシーンではほぼ100%もらい泣きをし、「希代加＝明菜」という錯覚を起こすくらいでした。
ドラマの感動はそのまま主題歌にも影響し今聴く「帰省」は全く印象の違う曲となりました。詩もドラマの内容とリンクしていい曲に仕上がっていると感じられるようになりました。

歌姫「明菜」はすばらしい女優でもあると思います。
■ お気入りのアルバムタイトル： 帰省（シングル）