作　詞　： 松本 隆 作　曲　： 堀内 孝雄 収録アルバムタイトル 初版発売日 歌姫 1994/3/24 BEST COLLECTION 1998/10/21 Parco Theater Live 歌姫 （DVD) 2000/6/16 歌姫＜スペシャル・エディション＞ 2002/12/4 オールタイム・ベスト　−歌姫(カヴァー)− 2014/8/6 前のページへ　↑ No. 0003 ■ のりか ■ [ 2005年08月11日(木) 01:48 ] 日本の女性が一番美しいのは何歳ぐらいだろうか？ この歌が作成された年代では２５歳はもう董が立つと評されたものである。 しかし結婚を迫られようが、袖にしようが関係なくここでの明菜は、 自分の美しさに陶酔している。当時明菜は３０歳ぐらいだっただろうか？ もうじき陰りがくるであろう容色は皮肉なほどに今一番脂がのっていて 自分の置かれた立場と関係なく鏡の中の自分は美しいのである。 そんな気分で歌うこの曲は自己陶酔の極致。相手の男の存在も自分の立場も 意味はなく、ただひたすら自分の美しさに酔いしれているのである。 ■ お気入りのアルバムタイトル： No. 0002 ■ ＭＳ ■ [ 2005年07月23日(土) 23:50 ] 個人的には、山口百恵さんの歌では「秋桜」「いい日旅立ち」などスローテンポな曲は苦手系です。この「愛染橋」も明菜さんが日本情緒たっぷにり歌ってくれますが、嫌いとはいいませんが、単独では聞きたいとは思わない部類にはいります。和風的すぎること、また、橋の名前がひっかかるのかもしれません。 　とはいうものの、百恵バージョンと明菜バージョンを連続して聞くと、百恵さんのはテンポが早く（ベスト版では歌姫版より１分短い）さらっと、明菜さんのはしっとり、で、「うちは淋しい女やからね、愛なんてよう知らん、時の流れも春のうららに、渡りたい　渡れない」のところなど、似ていないようで似ており、楽しめます。 ■ お気入りのアルバムタイトル： 歌姫 No. 0001 ■ isojin ■ [ 2004年03月13日(土) 00:00 ] 春一番が吹く頃に咲いている花と言えば梅だろう。 その梅の花びらがまるで敷き詰められたように散っている路地に… “問いつめられそうで”とは、“追いつめれる”と同義ではないだろうか。 恋の袋小路に入ってしまった女のためらいの気持ちを歌った歌にはちがいないのだろうが、わからない…この一言の意味が； 　　　　　♪結婚なんて旧い言葉に縛られたくなくて 　　“あなた”に求婚されて、結婚に踏み切れないの？ 　　“あなた”と結婚に縛られない関係（同棲）を望んでいるの？ 　　妻のいる（結婚している）“あなた”と道ならぬところに行こうとしているの？ 　 　　　　　♪ただ一度渡ればもう戻れぬ　 　　　　　♪振り向けばもうそこから思い出橋　 　　なぜ、戻れないの？ 　　なぜ、一度渡ったら過去は現在との連続性を失うの？ 　　愛も、人生もよく知らない“うち”は、いったい何をしようとしているの？ 　　“あなた”って誰？　旦那さん？　 美しい旋律の中に、愛に逡巡する娘の気持ちが謎めいて唱われている。歌声はそんな娘の姿を思い浮かべさせてくれる。この歌を聞くと、中森明菜は山口百恵と同一の“歌謡曲”の系譜上にいるという感じがしてならない。 ■ お気入りのアルバムタイトル： 歌姫 前のページへ　↑