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「いい夢も悪い夢もいらない、目を閉じて羊数える、、、」こんな異色の歌詞で始まるこの歌は明菜主演の日本テレビ「ボーダー」というドラマの主題歌となってある程度一般の人にも知らしめることが出来ているかもしれない。
ドラマの視聴率もあまり良くなかったようだが、明菜さんのドラマ途中降板で打ち切りとなってしまった。
私もこのドラマ、続けて見ていたが多少現実離れのしたドラマであまりいいドラマではなかったように思える。
ただこれ以来明菜さんのドラマ出演が無い、いや出来ないのは使うほうのプロデューサーなどが明菜を使うことでトラブルが発生することを恐れているのではないかと思える。役者としても才能が有るように思え、惜しい気がするのだが、、。
話がそれてしまったが、この曲、曲もそうだが詩が凄くいい、今どきのシンガーソングライターが作るような恋愛ソング、みんな変わり映えのしない金太郎飴的薄っぺらな歌詞と違って、深層心理を歌って異色である。傾注に値する
最初、あの途中で入るセリフが聞き取れず何度もボリューム上げたりして聞き直したりした。
暗い歌だが決して絶望的ではなくむしろ力強く励ましてくれるような曲でもある。
２００２年のライブの時のあの映像はまさに永久保存版とも言えるインパクトがあった。バックのカーテンに鮮やかなグリーンの照明が当たりこの曲を歌いだし、途中こぶしを突き出して前に出てくる映像は何度見ても素晴らしい。会場でも見ていたが、背中に電流でも走ったかのような衝撃と感動を受ける。
これも「明菜」だからこそ感動的な歌い方が出来る曲のひとつではないだろうか。
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