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この歌はベースに童話「人魚姫」があるのでしょう。
明菜姫＝人魚姫になぞった夏野さん、同感です。
時代の波を、人混みをどうやっても上手く泳げそうにない明菜さんの姿は見ていて痛々しくあり、
私自身も何度もあの童話を思い出すことがあった。
「イマージュの翳り」のレビューでも書いたが本当に初期の頃からそう感じていた。
で、ここにきて大人になった「人魚姫明菜」に会えるとは！
明菜さんに多くの曲を提供している作詞家の方と共通のイメージを持っていたんだと思うと素直に嬉しい。
♪あまただけになりたい 身を投げて捕らわれて 恋する人魚になる♪
のところの切々とした願望が痛いほど伝わってきます。
本当に恋のみに生きていけたらどれほど幸せかわかりませんね。
実際にはそういう現実逃避を許してくれる相手を探すのも難しいでしょうが・・。
これから雨の多い季節。
こんな濃厚な明菜ワールドも味わってみたらどうでしょう。
出来たら大好きな人と一緒にね。
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