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そうそう、この曲です。
明菜さんの曲でもかなりの難解度！
リアルタイムで「？？？でも、かっこいい～！！」と思い、歌いだしが気に入っていてちょっと鼻歌交じりに口ずさんでいましたっけ・・。
ビジュアル面でも、かなり上位に入ります。あの衣装、あの表情、ただならぬ雰囲気をかもし出していましたね。
ただ、現在この曲を聴くことが出来ない状態です。
おそらく、BESTⅡは購入したと思うのですが、手元にあるダビングしたテープの中には見当たらず、もしや実家に未聴のまま放置された中にあるのでは？（不思議もそうなので）
当時は明菜さんの歌声はいつでもどこでも聞けると思っていたので、敢えて、テープ作りなどに時間を割いていませんでした。
最近のベスト盤などには入らないし、今の明菜さんが歌うことは可能性としてかなり少ないのかな？
歌詞を追ってみるとかなり抽象的な表現ですね。
言っている事と思っていることが違うでしょ！と。また、歌う明菜さん自身も思い浮かべていることはまた別のことなんじゃないかと思います。
根底に流れているのは「孤独」と「予感」かな？
今ある幸せも、ふとした隙に過去の不幸な出来事とつながって急にフラッシュバックを起こしてしまったってかんじでしょうか。
どんどん深みにはまるこの気持ちを誰か（彼に）とめてもらいたいのに今は闇夜に降る雨が覆い尽くしてしまい、この孤独から抜けられそうにもない。
不意に試したくてかけた電話に彼は出ない。そのことが余計な妄想を膨らませ、この疑惑を抑えることが出来ない。信じたいのに信じられない。愛が壊れていくのが見える。自分から壊していく自分の姿がガラス窓に映る。この窓を叩き割ってあなたがここに来てくれたらいいけれど、そんなことありえない。
過去の自分が今の自分を笑う。さあ、彼を探しにここから飛び出してごらん。
優しい言葉も素敵な思い出も全部出来すぎた作り物のように感じる。
ここから出して！この予感を消して！叫び声を聴いて！この気持ちを受け止めて！！
さびの部分はさながら一人芝居を見るかのように明菜ワールドへ引き込んでくれますね。
当時のあの衣装は明菜さんなりの虚勢心の表れのような気がします。
私は傷ついていないわ。私は平気よ。取り乱してなんかいないわ・・って振りしてますよね。
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