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四つの曲の前に、語りが入っています。
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こんばんは 中森明菜です。いやこんにちは、かな。お元気ですか？16歳から17歳へ
私にとってはたくさんのことがありました。そしてたくさんのファンの方を知ることができました。
（ちょうど夜に聞いたので、一瞬ラジオ放送かと勘違い。そのあと「こんにちはかな？」という語りで何かしら彼女の気配りを感じました。「アルバムを聴くのはきっと夜だろう。でも昼に聞く人もいるんだろうな」って。）
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最初に聞いていただくのは「少女Ａ」です。
この歌は最初あんまり好きになれませんでした。でもこの歌で新しいファンの方とも知り合うことが出来ました。セカンドシングル「少女Ａ」
（「この歌は好きじゃない」って彼女が言っていたらしいのは知っていましたが、はっきりと記録に残していたんですね（笑）
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ファーストアルバムとは少し違う明菜を聞いてもらおうとがんばりました。セカンドアルバムから「キャンセル！」
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これからもたくさんの歌を歌ってゆくことと思います。でもこの歌は一生忘れることはないでしょう。私の大好きなデビュー曲「スローモーション」
（本当に彼女はたくさんの歌を歌って来ましたね。でも「大好きなデビュー曲」はやはり特別ですね。
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無我夢中で何が何だか分からないうちに終わってました。でも一生懸命歌いました。ファーストアルバムから「あなたのポートレート」
（セカンドアルバムが出た後のコメント。今現在を語り、そして自身の第一歩であるデビュー曲、ファーストアルバムを振り返る、道はまだまだ続いていくと感じさせてくれます。）
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いかがでしたか？本当はここに入っていない曲でも大好きな歌ばかりなんです。
でも、今回は皆さんのリクエストの多かった曲を、ファーストアルバムとセカンドアルバムから一曲ずつ、そしてシングルから「スローモーション」「少女Ａ」を聴いていただきました。これからももっともっと勉強して良い歌をたくさん聴いていただけるようがんばります。それじゃあお元気で。さ・よ・なら。
（この語りのＢＧＭは、「カタストロフィーの雨傘」。ファーストアルバムの一曲目は「あなたのポートレート」でピアノの印象的な調べからスタートし、セカンドアルバムの最後が「カタストロフィーの雨傘」のオーケストラ。
「明菜物語」。その一つが終わったと感じるエンディングだ。）
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デビュー直後に歌っていた「スローモーション」や「カタストロフィーの雨傘」は、彼女が30代を過ぎても歌い続けることに耐えうる大人の歌だった。
こんな曲をデビュー直後に与えるなんて、周りの期待の大きさをうかがい知る。逆に言えば彼女の器の大きさも改めて思い知らされる。これが17歳とは！ |
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