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このアルバムを聴いた時に1番心に響いた曲です。
リズムとノリがとても印象的な曲で、伴奏のギターリフもロックな感じでかっこいいです。
明菜さんはこういう弾むようなリズム、ハマりますね。
この曲の歌詞世界は内省的な風景と、開放的な憧れのようなものをミックスした
世界観になっていて、少し難解な感じがします。
それにしてもサビの
「誰のものでもないわたし（心）を探して」
っておもしろい表現ですね。ここが個人的にフックでした。
最初の頃は「私」すら存在しないわたし？ と思ったんですが、いやそこまでは...と思い直し、
「ある頃」からは単に字面通りに受け止めていますが...
実はこの曲の印象が変わったのは、03年の『I hope so』ライブを観たときからなんですが、
明菜さん、CD音源とは明らかに違う感情を込めて歌っていました。
怒り、といったら変かもしれませんが、そんな思いを感じました。何に対しての怒りなのかは
よくわかりませんでしたが（今でもそうです）。
個人的に、曲の印象が音源と実演でこれほど違ったのは非常に珍しいです。
アレンジ違いではよくありますが。
明菜さんは本当にミステリアスなひとですね。
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