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明菜さんのシングルは、本当にいつもどんなカードを切ってくるのかハラハラドキドキですね。
今回は、懐かしい雰囲気が全体を包んでいるけれど、決して二番煎じではない。
そういうこだわりが随所にみられる。
最後のあっさり感は、これまでにない自信の表れなのかも。
これでもか、というくらいにしつこく盛り込んでくる曲は多かったけれど、
今回は本当に、ふっとその場からいなくなるような身軽さ。
明菜さんの動きが見える。
二人はこれからどうなるのか？
いやいや、そんな切羽詰っていなくて、淡々とお互いのところで頑張っている。
真逆のような二人だけど、その違いさえ心地よく距離を置けるの大人同士の関係。
そして、明菜さん自身も自分らしく進んでいく・・・。
恨みつらみは、もうそろそろ封印でしょうか・・？
「自分がいいと思った歌を歌う。」
誰が何と言おうと、歌いたい気持ちに正直に、肩の力を抜いてさりげなく。
呼吸するように自然に歌っている明菜さんの、リラックスした姿が浮かんできそう。
もう、言霊も飛ばさずに、空気の振動だけで、こちらの心をほぐしてくれる。
明菜さんが歌っている。・・・それだけのことが、本当に当たり前に日常の中にある。
現在進行形の歌姫は、この先も楽しませてくれる。そう信じたい。
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