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●「いい日旅立ち」は、一見(一聴)すると シリアスで悲しい歌のようですが、 実は 一人の女性が 過去を振り切り 明日へ 未来へと 旅する=自立する歌なのですよね。 今の若い人はピンと来ないかもしれませんが、 この歌が大ヒットした昭和53年は、 若い女性が一人で国鉄(JR)に乗って 国内旅行をするって 強い決意がいる事だったと思います。
この歌の凄い所は、聴き手の心理状態によって 人生の応援歌にも ラブソングにも レクイエムにも聞こえる。 それでいて決して押し付けがましくない。 だからこそ山口百恵の代表作であり、 国民的名曲になったのでしょう。
このような永遠の名曲をカバーした 中森明菜の心意気と、 期待以上に 見事に唄いこなしてくれた事に 沢山の感謝をこめて。
ありがとう。
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