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どちらかというとメランコリックなメロディに反応しやすい性質（たち）なので、「バリエーション」の中でかなりお気に入りの曲です。
個人的に感じているこの曲の魅力、ひとつはメロディの転調の妙。
イントロが始まって徐々に明るそうな雰囲気で盛り上がりながら、突如ガラッと転調されて始まるＡメロ。少し緊張感を含んだ哀愁漂うメロディです。
その次に優しく慰めるような雰囲気で始まるＢメロですが、近づくにつれてまた緊張感増しながら強い感情を表すようなサビへと繋がっていく。
インターバルでまたがらっと雰囲気が変り気持を少し静めたあと、再び転調して2番のＡメロが始まる････
雰囲気が目まぐるしく変化していくこの曲のメロディ構成は不思議な魅力を醸し出しています。
もうひとつの魅力は、明菜さんの歌唱における声の魅力がよく引き出されていること。
この曲は比較的ロングトーンの音が多く、明菜さんの厚くて朗々とした歌声が響き渡ります。しかも声に気持がこもっている。
まだ若い歌声ですが、それでも聴いていると他のアイドルの歌唱とは一味も二味も違っていて、思わず「ううぅっ いいなあぁ」と唸ってしまう歌唱をしています。
自分の中では密かに中森明菜の名曲のひとつです^^;
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