歌詞ページを開く BLOWING FROM THE SUN 作 詞 : 夏野 芹子
作 曲 : ORIGA
収録アルバムタイトル 初版発売日
SPOON 1998/6/17
歌姫伝説〜90's BEST〜(初回限定盤のみ) 2008/2/27
ファンが書いたレビュー
No. 0004 tiisanawaga [ 2005年08月01日(月) 00:13 ]
 意外というか、この歌を好きな方が多くて嬉しかったです。アルバムの中の一曲ですから地味な位置にあるのですがじっくり聴くと素晴らしい曲ですね。MASAKIさんの意見も参考になりました。

 この歌の(詞の)最も好きなフレーズは『明日を手に入れることに無邪気でいい どんなときも』です。これは何気ない言葉を使っていながら素晴らしいフレーズだと思います。他の部分もいいですがここの部分があることでこの曲のクオリティーが素晴らしくあがったように思う私は”無邪気すぎるでしょうか?”
お気入りのアルバムタイトル: SPOON
No. 0003 MASAKI [ 2005年07月31日(日) 08:07 ]
この曲は個人的に『バラードベスト』を作る時に必ず入れますね。
Dingさんが触れてしまってるんですが(汗)
オリジナルではないんですが、『私は風』に通じる感じがします。
しいて表現するとすれば、『私は風』が『動』
とすれば『Blowing From The Sun』は『静』みたいな・・・。

夏野さん、明菜さんは既にこの頃、他の歌手にも
楽曲を提供していた状態でしたが、
そもそも、最初は明菜さんの曲で作詞家デビューしていますから
メロディーだけさきに頂いていたんだと思うんですね。

tiisanawagaさんが指摘した『歌詞』については
これは曲先だったんだと思うんです。
まず、メロディーを聴いて、イメージを膨らませます。
そのアーティストとうまくリンクさせなければ
1つの『作品』にならないので、そこは
『作詞家』としての仕事でしょう・・・。
たった5文字のメロディー線に英語詞を乗せるのは業です。
個人的には『うまい!』と思いましたね。

Dingさんは『間違い』と言ってますが、
日本の楽曲はそもそも、ちゃんとした『英語』って
あまり使われていないみたいです。
(セイン・カミュさんが言っていました。)
ムリに作った和製英語でも、雰囲気とか響きとか
何となく『それっぽい』感じになっていればOK
みたいな所もあるので、作詞の場合。

明菜さんの『歌い手』としての本領発揮された
秀作だと思っています!

難しそうな内容の詞やメロでもサラッと
こなせちゃうんですからねぇ。
お気入りのアルバムタイトル: SPOON
No. 0002 Ding [ 2005年07月29日(金) 22:03 ]
tiisanawagaさん 私もこの歌大好きです。詩、メロディとも最高です。 明日を見ているような、過去を引きずってるような どっちとも取れるこの歌の主人公に私は人間くささを感じます。 人間そうは前向きに生きられるものじゃありませんからね! 人生の荒波にもまれた女が、過去を振り返り「私は風」のような歌を歌うか、この「Blowing From The Sun」を歌うか。私は中森明菜にはこの歌のほうが合うと思います。私はこの歌を何回か聴いたとき、正直凄く泣けました。歌に共感したのもありますが同時に私は中森明菜がこのように悲しみを昇華してるのかな?という秘密を知ったような、なんか分かったような気がしました。 確かに tiisanawagaさんの言うように英語の歌詞の部分はちょっと発音というか言葉自体を間違ってます(^^)でもそれも明菜の愛嬌ですよね! 理屈っぽい文章ですみません 私が言いたいのは この歌は良いです!たくさんの人に明菜ファンに聞いてほしい。 
お気入りのアルバムタイトル: SPOON
No. 0001 tiisanawaga [ 2005年07月29日(金) 21:06 ]
 私はこの曲を好きなんだが、何だかすごく残念な曲に思える。もうひとつ何か掴みきれない物足りなさが有る。明菜さんの歌唱もゆったり物静かな歌い方で好きだ。曲は淡々としてここがサビの部分、といえる個所は強いてあげるほどのところはないが、ピアノ、ギター、バイオリンが程よく調和が取れた演奏を聴いていると曲の世界に浸れるよな穏やかな気持ちになる。歌詞もこう言うシチュエーションの曲はままあるのだが悪くないと思う。明菜さんの歌ではSo Longとかはそっくりだし、有名な沢田研二のカサブランカダンディーなどは男女逆パターンにしたようなこのての詞ではないかと思う。

 では何が物足りないのか、やはり「歌詞」が私には一番問題のように思う。それは曲名からそうだが「英語詞」を入れたことによると思う。この曲に英語詞を入れたのは失敗ではないのか?

 「英語詞」は決まればいいが、ちょっとはずすと何だか曲を安っぽくしてしまうように思う。この曲は
全部日本語で決めて欲しかったと思う。そうすればもっと余韻の残る綺麗な曲になったのではないだろうか、私は素人だが英語を入れたことで作詞に手を抜いてしまってとりあえず仕上げた作詞、と思うのは私の偏見だろうか、日本語詞の部分が良いのでもうひと踏ん張り夏野さんに考えて欲しかったように思う。

 それでも私はこの曲は好きだ、でもやはり残念だ。かなわぬ夢だが良い日本語詞に置き換えて、そして題名も変えて聴いてみたい。上手く決まれば皆さんに支持される曲になると思う。
お気入りのアルバムタイトル: SPOON