作　詞　： 吉田 美奈子 作　曲　： 吉田 美奈子 収録アルバムタイトル 初版発売日 Wonder 1988/6/1 Live in '88 Femme Fatale （DVD) 2001/5/23 No. 0004 ■ スピリチュアル全開 通りすがりのファン [ 2014年02月21日(金) 02:45 ] 不思議のコンセプトを引き継ぐアルバムの曲だけあって何処に行ってしまうのだろうと 思う位に文字通り不思議な曲です。 秋の月夜に惑星から素敵な手紙が届いて不思議から風が吹く．．． 吉田美奈子さんワールド全開です。 シンセサイザーに頼らず、ピアノを全面的に出したアレンジがかろうじて現実の世界に引き止めて はっきりしたボーカルが更に重しをつけているというところでしょうか。 とても素敵な曲です。 ■ お気入りのアルバムタイトル： Wonder No. 0003 ■ 宗教的な崇高さ nagai [ 2010年06月29日(火) 01:32 ] ●歌詞そのものが、ザ・吉田美奈子そのものである。 宇宙＝そら 時間＝とき 微風＝かぜ と呼ばせる所など。 ♪数々の惑星から 素敵な手紙が届く これは、隕石の事か？ ♪神々の銀河から飛び立つ 翼が魅える これは、流れ星の事か？それともオーロラかな？ 明菜の歌にしては、珍しく宗教的な崇高さを感じる。 アルバム「不思議」用にオファーしていたが、間に合わず、８８年に完成し、提供されたのかもしれない。 非常に幻想的でスケールの広い歌である。 ８８年ライブ、９６年５月のディナーショーでしか 披露されていないのが惜しい。いい歌だ。 ■ お気入りのアルバムタイトル： Wonder No. 0002 ■ MS ■ [ 2005年12月26日(月) 19:46 ] 明菜ソングをのめり込むパターンで大別すると、�@１回聴いて（オフェリア）、�Aじわじわ（難破船）、�Bある日突然（Fin、最近ではnot crazy to me）になりますが、�@から�Bのパターン以外は嫌いかというと、�C印象の薄い曲ということになるでしょう。一応、ファンなので嫌いな曲はないようにしています。 　さて、「不思議」は�Aです。「のろい、最後まで聴いているほど暇でないんだよね、farewellにとばそう」 となるのが、88liveＤＶＤのパターンです。そんなこんなしているうちに、昔、好きでコンサートを聴いたことがあるだけの吉田美奈子効果で、「不思議」を聞き込むと、これまた、いい曲でほれぼれします。また、ＣＤでは次が「ガラスの心」なのでそんなに急がなくてもいいです。明菜さんの声とピアノ、ドラムスなどの伴奏がうまくコラボレーションしているといった感じです。テンポがゆったりして、心が落ち着きます。さすが、美奈子さん（でも変わった曲も多く、ついていけないのが結構あります）。「不思議」と「ガラスの心」初心者の私にとって、最強の組み合わせです。 　全体の雰囲気で明菜さんを楽しめばいい「不思議」にあわないので、「wonder」に入れたのでしょう。でも「不思議」バージョンの「不思議」どんな感じになるのか検討もつきませんが、いいかもしれません 　朝靄の中で放牧されている牛たちが草をたべている風景が、または、ひろびろした草の上で仰向けになって聴いたらぴったりの曲ではないでしょうか。 ■ お気入りのアルバムタイトル： Wonder No. 0001 ■ isojin ■ [ 2003年11月15日 ] 　吉田美奈子の宇宙観を垣間見るような幻想的な詞と曲。中森は、この曲をゆったりと歌い上げて、聴く者を心地よく無重力空間に漂わせる。 　Live in '88 Femme Fatale のDVDでは、ライブの歌声を聞くことができるが、その映像が、曲を聴いて私が思い浮かぶイメージとは合わない。この曲は、真っ白の清楚な衣装で、闇を背景にたった一本のスポットライトを浴びて歌って欲しかった。そうすれば、この曲を聴いた人はきっと背景の闇の中に思い思いの幻影を描き出したに違いない。 　この曲が、なぜアルバム“不思議”に入らずに“Wonder”に入っているのか。私にとっては、これも「不思議」の一つだ。アルバム“不思議”には、吉田美奈子の作品が３曲（幻惑されて、Teen Age Blue、燠火）収録されていることから考えて、アルバム“不思議”がプロデュースされたときには、この曲も収録候補に入っていたのではないだろうか。しかし、この曲は、アルバム“不思議”のコンセプトには乗り切れなかったため、これを積み残したままアルバム“不思議”が出されたしまった、というのが私の想像だ。この曲は、Wonderで歌われたように瑞々しく歌ってこそ、その良さがでる。 　いろいろな想像力を掻き立てさせる本当に「不思議」な曲だ。 ■ お気入りのアルバムタイトル： Wonder