作　詞　： Nokko 作　曲　： 坂本 龍一 収録アルバムタイトル 初版発売日 EVERLASTING LOVE［Single］ 1993/5/21 Lyricism 1993/7/10 Unbalance + Balance 1993/9/22 Unbalance + Balance +6 (注) 2002/12/4 歌姫伝説〜90's BEST〜 2008/2/27 注：このアルバムでは Single Version と LP Editの二種類が収録されています。 No. 0005 ■ ミスマッチかと nagai [ 2013年02月17日(日) 12:19 ] ●両A面シングル。 ＹＭＯの音楽が大好きだった自分としては、 このサウンドだけでも ゾクゾクしてしまう。が、 曲と歌詞がイマイチ合ってない気がする。 作詞したノッコは、 サウンドに「近未来の地下鉄」を 感じたのかもしれないが なんか中森明菜の唄う必要性が全く感じられない。 坂本龍一もノッコも 明菜に対して思い入れが無かったのだろうし、 明菜もしかり。 夏野芹子さんが作詞してたら どういう曲になっていただろう、と 思ったりもする。 サウンドが悪くないだけに惜しい。 ただ、シングル向きの曲では無いですね。 あと、このタイトル。 正式な意味は、何なのか 英語に詳しい方 教えて下さい。 Crazy for you みたいに慣用句なんですか？ ■ お気入りのアルバムタイトル： シングル No. 0004 ■ 目立たない名曲。 tiisanawaga [ 2007年08月03日(金) 00:00 ] 　amaさんもＭＳさんも書かれていますが、この曲案外？名曲ですよね。ほんと、歌詞がいいです。メロディーも歌詞も繰り返しの部分が多いですが、明菜さんの歌唱もそれまでに無かったような独特な歌い方をしています。声を喉の奥で反響させるような歌い方で、それまでの歌でいうと、強いて言えば『二人静』の歌い方の声の出し方に多少似ているかなとも思います。 　 　明菜さんは、いろいろな「声」の使い方をすることはファンでしたらきっと御存知とは思いますがこの曲なども初めて聴いたときは今までに無かったかなと、ちょっとびっくりしました。 　カップリング曲の『Everlasting Love』も同じような声の出し方をしていますが曲調が全然違いますから別の声のようです。ほんとに器用な人だなと思います。 　曲も坂本さんの曲らしく無機質な電子音でリズム刻んで、聴く者を何処か突き放すようなところがありますが、それでも聴いているうちに自然にリズムに乗せられている感じです。 　発売当初はどちらかと言うと『Everlasting Love』の方に力を入れていたようですが、曲としては断然こちらの方が良い気がします。 　ただ、「シングル」として売り出すとしたらインパクトが弱い感じがしないでもないので、アルバムの中で聴く方が良さが分かるような気もします。 　 　何度か耳にしているうちに、あ〜、良い曲だな・・と思うようになってきます。詞のほうも難しい言葉を使っているわけではないのですが個性が溢れている感じで、聴きながら曲の中の主人公の気持ちがいじらしいほど心に伝わってきます。 　こんな女性がいたら背中をそっと両手で押してやりたくなりそうです。 　　 　 ■ お気入りのアルバムタイトル： Unbalance + Balance No. 0003 ■ MS ■ [ 2005年12月15日(木) 21:05 ] 「Unbalance + Balance＋６」に Single Version と LP Editの二種類が収録されていることに今まで気がつきませんでしたので、その違いを明らかにするため、聴いてみましたが、かっこいいの一言です。おそれいりました。今まで、何回かこのＣＤ聴いたことがあるのに、それほど強い印象をうけませんでした。「NORMA JEAN」で疲れ、注意が散漫になっていたようです。 　この曲、不規則で規則的なリズムに、明菜さんのクールな声がビシッと決まっていて、これで、黒のミニスカートで決められると（ミニでなくてもいいのですが）「まいりました」としか言いようがありません。 　明菜さんの歌は、硬・軟、早・遅、濃・淡、妖艶・清楚、あっさり・こってり、激・優 、和・洋・中、なんでもＯＫです。明菜さんの独擅場です。ＹＭさん、ＭＳさんにはない魅力で、この二面性からだんだん抜け出せなくなります。 　このサイトがなければこの曲の良さに一生気づかなかった可能性があります。逆に、ますます深みにはまるという負の面もありますので、要注意です。 ■ お気入りのアルバムタイトル： Unbalance + Balance +6 No. 0001 ■ ama ■ [ 2005年12月10日(土) 00:42 ] It's not crazy to me too. この曲には、妙に感情移入してしまう。主人公の気持ちがなんとなくわかるような気がして･･･ アルバムバージョンが好きです。「NORMA　JEAN」の演奏が終わるか終わらないかの内に流れはじめるイントロ。まずこの始まり方が流れ的に気持ちがいい。 シングルバージョンよりイントロが少し長めなのも、無機的だけど不思議な味わいがあるこのイントロを落ち着いて聴け、心の準備が整ったところで中森明菜のボーカルに触れられるところがGood． 私は、この曲の歌詞好きです。シンプルな言葉の中に主人公の女性の気持ちが凝縮されていて、自分でどうすることもできない狂おしいほどの相手を慕う気持がひしひしと伝わってくる。 「次の駅まで　乗り過ごせば　あなたの歩く街が見える」 「眠ったままで　開く扉を　見過ごせたなら　いいと　思う　いつもホームで」 こういう歌詞で恋心を表現するセンスが結構好きです。 決してかなうことのない愛を求めてさまよい続ける女性の情念みたいなもの、こういう世界を中森明菜に歌わせたらもう独壇場となる。 「It's not crazy to me ･･･」からのフレーズは、中森明菜も自ずと情念がこみ上げてくる様な歌いっぷりである。完全に感情移入していると感じるほど熱の入った歌い方を見せる。 そして曲の後半にリピートで訪れる魂の叫びのような彼女の歌唱は、私の心の中を確実に侵食してくるのである。 ■ お気入りのアルバムタイトル： UNBALANCE＋BALANCE