訂正します。 自分がやらかしたのは、32年前ではなく、明菜さんのデビュー年の35年前です。
88年10月のライブDVD作品・・・・。 この作品は、中森明菜の震えが「止まらない」ほどの素晴らしいステージパフォーマンスと、呼吸が「止まる」ほどの美しさを、‥奇妙キテレツなおちゃらけカメラワークでぐちゃめちゃにした、「悲劇の名作」だと認識しています。 あまりのカメラとその編集の「なんじゃこりゃあ〜」・「だめだこりゃ」ぶりに夜が明けるまで文句たらたらになると思うのでこの場でくさすのは、やめます。
どうしても許せないのは、「まだ充分じゃない」のイントロの場面です。 明菜さんが唄う寸前に、彼女の横顔がアップになるのですが、彼女の自信、不安、緊張が入り混じった美しい表情が死ぬほどいいです。 たった4秒ぐらいですが、その4秒の中に彼女の魅力が全てつまっていると、自分には感じます。 明菜さんはほんの少しの・・数秒間の間に、観ている人を虜にする「強烈な魅力」があります。 ただ・・これほどまでに素晴らしい4秒間ですが、映像がギトギトした血の臭いがするようなZ級ホラーのようなおどろおどろさで台無しです。
色々と色合いの調整を試みましたが、ダメでした。 さいごに一縷の望みをかけて「溺れる者は藁をもつかむ」気持ちでブルーレイ版を購入しましたが・・つかんだのは藁ではなく鉄アレイでした。 もっとギトギトしていました。
この変てこりんな映像編集のおかげで、中森明菜の「最高傑作」になるところが、「ピカチュウのぬいぐるみ購入の方にもれなく中森明菜のDVDをおまけでプレゼントします。」みたいな軽い作品になってしまったのがとても口惜しいです。
映像改善版を強く希望します。
個人的文句たらたら、すいません。・・
明日はもっと明るく・・・・。
|