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No: 0230アイドルの異端児
店長さん：　ＮＡＫＩ開店日：　[ 2010年11月01日(月) 01:14 ]
明菜がデビュー前にテレビで『スローモーション』を歌ったのを見て、ファンになりました。ファンになったそのときから、明菜をアイドルと思ったことはないです。これ、何度も書いている持論です。明菜はアイドルの異端児でした。

子供の頃、親の影響で、クラシックと八神純子・庄野真代などニューミュージックを中心に聴いていました。歌謡曲その他もろもろとよく聴いていました。とにかくものスゴク音楽番組が大好きでした。

ちゃんとした音楽を聴く反面、アイドルがめちゃくちゃ好きだったのです。子供心に歌が下手だなと思いながら好きなアイドルも多々いました。すっごいアイドルが好きで、明菜がデビュ‐する数年前からアイドル雑誌の『平凡』か『明星』を買っていました。テレビもアイドル番組のはしご。で、こんなにアイドルが大好きだった私から言うと、山口百恵と明菜はアイドルの異端児でした。陰のある感じが絶対にアイドルじゃない。

明菜のデビュー曲『スローモーション』はアイドルのデビュー曲にしては、アイドルらしさがない曲でした。歌詞の内容は別として、例えば、大橋純子が『シルエット・ロマンス』の代わりに『スローモーション』を歌っていてもおかしくない感じです。大人っぽい曲です。注：『シルエット・ロマンス』の作詞作曲も『スローモーション』と同じ、来生えつこ・たかおです。

現に今も明菜が『スローモーション』を歌っても子供じみたものにならないでしょう。明菜も後にコンサートなどで言っていますが『Ｔシャツ・サンセット』ならアイドルらしい曲です。それをあえて、外して大人っぽい『スローモーション』にしたことが、アイドルの枠からはみ出していました。

試しに同じ82年組の他のアイドルの曲を聴いてもらえば分かるでしょう。

そして、確かな歌唱力。他の下手なアイドルをたくさん見て聞いていたので、新人なのにニュアンスを持って歌う明菜がとても新鮮でした。私の中で明菜をアイドルとして認めていない所以です。アイドルとして歌が上手いのではなく、歌手として上手い。

まっ、確かに明菜もアイドルたちが出ていた運動会や水泳大会にも出ていましたが。曲にしても歌にしてもその他、全然他のアイドルとは違いました。
No: 0226明菜は明菜～百恵さんと似ているようで違う点～
店長さん：　ＮＡＫＩ開店日：　[ 2010年10月16日(土) 00:49 ]
百恵さんが引退コンサートでマイクを置いたシーンを子供の頃に強烈に覚えています。引退コンサートを当時テレビでやっていたのです。芸能界にキッパリ未練なく引退する百恵さんがカッコいいと感じました。百恵さんの生い立ちがそんなに幸せではなかったという話を、当時は子供ながらなんとなく知っていました。幸せではない少女（山口百恵）が王子様（三浦友和）に見初められて人気絶頂で引退して、復活をしない。まるで現代のお伽話のような人生です。人様の人生をこのように書くのはおこがましいですが、当時まるでお伽話や童話を見るように百恵さんの人生に酔っていのかもしれません。

百恵さんの『赤シリーズ』は見た記憶がないですが、三浦友和さんと共演してものスゴク人気があったドラマだっとは知っています。リアルと虚実（ドラマ）のリンクが人気に拍車をかけていた部分もあるでしょうね。明菜よりも百恵さんは女優業のウエイトが高く、成功していたでしょうね。明菜もドラマにチョコチョコと出演をしていますが、本業はあくまでも『歌手・アーティスト』で、女優業はおまけ＋αぐらいだと認識しています。明菜もハマっていた役もありますが、あくまでも歌手としてのウエイトが高いです。

明菜と百恵さんの二人を◯で表現すると◯の重なりあう部分はありますね。百恵さんが好きで明菜に流れてきた人も多々いるでしょうね。二人ともアイドルの範疇に収まらないと感じ、二人がかぶる部分も確かにあります。『プレイバックパート2』や『横須賀ストーリー』を明菜が歌うとはまるでしょ。このへんの路線が似ていますよね。百恵さんの曲を明菜もカバーしていてハマっていますよね。

《だがしかし、明菜を百恵さんの代替と思ったことはありません。（キッパリ）》
明菜は明菜です。明菜に惹かれたから、明菜のファンです。

1：陰の種類が違う
確かに二人とも陰があります。だがしかし、陰のベクトルが違いますよね。山口百恵の陰って、生い立ちや家族構成にあると思います。明菜の陰は性格のナイーブ差が出ている気がします。

2：明菜はセクシー、だけど
明菜はセクシー、だけど私のなかで百恵さんをセクシーと思う気持ちがナッシングです。百恵さん、三浦友和と付き合い初めて、どんどん綺麗になってきた印象は子供心にもありました。歌っている姿は気風がよくカッコよかったです。でも、百恵さんをセクシーかと言われればうーん、違います。百恵さんの歌の歌詞もきわどいセクシー系な歌もありますが、でも私のセクシー基準から外れます。ちなみに私のセクシーの基準が明菜とルパン三世の峰不二子です。（笑）

3：『スローモーション』に百恵さんのエッセンスはない。
『スローモーション』でファンになり、『スローモーション』に百恵さんのエッセンスはなかったです。特に感じませんでした。『少女A』がデビュー曲なら、自分の中でもっと百恵度は上がっていたでしょう。かなり百恵さんの阿木燿子＆宇崎竜童コンビを意識した曲で雰囲気でしたよね。先に『スローモーション』を聴いていたので、やっぱり明菜は明菜です。

『スローモーション』にある明菜のナイーブさ、曲の大人ぽっさ、アイドルではなく歌手としての歌の旨さ、これらの要素の中に百恵のエッセンスを感じ無かったです。百恵さんも大人ぽい歌を歌っていますが、スローモーションの路線とは違います。百恵さんの滑舌は良く、歌詞もハッキリと聴こえます。だけど、歌がそんなに上手いとは思えなかったです。だけど、百恵さんはオーラと曲の印象が合っていました。

4多彩な楽曲
板に貼った『年間セールスTOP10獲得作品』（No:14503『とりとめもなく』）を見ていただくとわかるように明菜の曲は非常にバラエティに飛んでいますね。これはいろいろな人と組んでいたからです。どの曲も器用にこなしていますよね。特定の作詞・作曲者にしていたら、こうも曲の広がりはなかったでしょうね。魅力の引き出しを明けきれなかったでしょうね。



百恵さんは一番いい時期に引退をしましたね。一番いい時期に引退をしているので、みんなの記憶がいい時期のまま色濃く鮮明に残されています。今でも山口百恵が高く評価されている理由でもあるでしょうね。あと、引退した後、キッパリと芸能界に復帰しなかったのも、記憶がいい状態で保たれています。

確かに百恵さんと明菜は似ている点・カブル点も多々ありますが、細かく見ていくと百恵さんとは全然違います。違うのは充分にわかっているので、明菜とは違った方向で山口百恵の良さを認めています。
No: 0224鈴 康寛さんライブ(告知)
店長さん：　nagai 開店日：　[ 2010年10月11日(月) 12:21 ]
●１０月１５日(金)
会場・代々木ラボ
時間・２０時１０分～２０時４０分。

チケット代
前売 ２０００円
当日 ２５００円

＋ドリンク代 ５００円

●今回は、金曜日の夜なんで、
仕事帰りに行ける人も多いと思います。
沢山の明菜ファンが、押し掛けましょう。(笑)

管理人様、チィさんは行きますよね～

●感動したい人は、集合～
(￣ω￣)
No: 0223岩崎宏美　35th　Anniversary　コンサート
店長さん：　ama開店日：　[ 2010年10月10日(日) 02:03 ]
中森明菜と同系統というか、いわゆるポップス歌謡のジャンルで現在も現役で頑張っている岩崎宏美さん。
35周年のコンサートツアーが私の地元でもあったので観にいってきました。

プログラムは、15分の休憩をはさんで1部と2部に分かれ全体で約2時間半という構成でした。
といっても1部と2部でセットリストの毛色が大きく異なるということでもなく、どちらも懐かしのヒット曲と最近の曲、それにカヴァーアルバムの「Dear　Friends」からの選曲となっていました。

メインの客層は明菜さんのライブと比べておおむね10歳ぐらい上かなという印象でした^^;
アラフィフの熟女グループとか夫婦連れが結構多かったように思います。
会場はおよそ2500名キャパのホールですが、2階席はほぼ空いていました。

舞台装飾は、派手さはありませんがライティングも含め曲にあったアレンジが施され、丁寧なつくりという印象でした。

バックバンドは、ピアノ、シンセサイザー、ギター、ベース、ドラムスという構成でし。
やはり生の楽器のアンサンブルから醸し出されてくるサウンドはいいものです。ちなみに今回のコンサートツアーの曲のアレンジとピアノを担当していたのがあの上杉洋史さんでした。（メンバー紹介の時に岩崎さんから、「私って意外に短気なんですけど、そんな私の言うことをどんなことも聞き入れてくれる、ものすごく穏やかで優しい人です」と紹介されていました）

岩崎さんの歌ですが、相変わらずすばらしい歌唱力でした。「二重唱」「ロマンス」「シンデレラ・ハネムーン」など初期のヒット曲などもリズム感や声量などほとんど衰えを感じさせず、キーも当時のままだったと思います。
それよりなにより大人系バラード系の曲の歌唱は、表現力により深みが増して思わず聴き入ってしまいました。
「万華鏡」「すみれ色の涙」「聖母たちのララバイ」･･･素晴しかったです。

またオリジナル曲だけでなく、ヴォーカリストとしての実力を見せつけたのが、ひとつはミュージカル「レ・ミゼラブル」に出演したときに歌ったという「夢やぶれて」、もうひとつはカヴァーアルバム「Dear　FriendsⅤ」に収録されているという雪村いづみさんの曲「虹-singer」、どちらも声量、情感ともに凄くて、聴いていて鳥肌が立つくらいした。

それともうひとつ強く印象に残ったのが「月見草」という曲、これは岩崎さんのデビューシングルの「二重唱」のB面に収録されていたという曲で、ピアノだけの伴奏でしかも「マイク無し」で歌いました。岩崎さんのコンサートでは慣例みたいになっているようです。
ちょっとか細いけれど芯の通った歌声が静寂のホールに響き渡りました。
この曲を歌うことで常に歌手岩崎宏美の原点に戻ることができるとのことでした。

明菜さんも初期の曲を歌い続けることは、単にファンを懐かしの曲で楽しませるということだけではなく、明菜さん本人としての別の意味もあるのかもしれませんね。

岩崎宏美さん　現在のメジャーの日本の音楽シーンからは離れているとはいえ、彼女が持っている音楽のポテンシャルは相変わらず高いものがあるなと感じました。
彼女にもオリジナルにこだわることなく、日本の音楽史の残る名曲も歌い継いでいってもらいたいものです。

おまけで彼女のMCでいちばん笑わせてくれたくだりを少し紹介します^^;

「夢やぶれて」のとき裾広のドレスにショールを羽織って歌い、次の曲のときにそのショールを取りました。
歌い終わったあとのMCで･･･

「本当はショールを取りたくなかったのよねぇ」
あらわになった自分の（太めになった）二の腕を見せながら
「立派でしょ？」「私、二の腕には自信があるんです（笑）」
「川中美幸ちゃんとよく冗談を言い合っているんです。」
「私が『私のって肩からももが出ているみたいだね』って言ったら、そうしたら美幸ちゃん、何て言ったと思います？」
「『私のは胴よ！』ですって（笑）」
No: 0222安全地帯コンサート
店長さん：　tantan開店日：　[ 2010年10月03日(日) 00:14 ]
10月2日に安全地帯のコンサートに行ってきました。
今年完全復活をはたし、昔は好きで良く聴いていたので
近くでコンサートがあれば行ってみたいなぁ～と思っていたら
なんと地元で、しかも土曜日にあるではあ～りませんか。
即チケット申し込みました。
早目に申し込んだおかげか前の方でしたがスピーカーの近くでもありました。
しかし、音も良く、メンバーの方々の表情も見える位置でしたので良かったです。

構成としましては、昔のヒット曲の2010ヴァージョンが収録されている
「安全地帯 Hits」からがメインでした。
今年発売されたオリジナルアルバム「安全地帯 11」からも少々歌われました。
この2枚とも明菜さんの横浜LIVE DVDを予約する為に行ったCDショップで
偶然目にとまり購入していたので良かったです。

3部構成になっていたと思いますが、1部は
「じれったい」という曲から始まりましたがノリの良い曲なので会場総立ちです。
「プルシアンブルーの肖像」という曲では観客？(ひょっとして青田さん？？)の女性の方が出てきて
玉置さんが抱きしめながら♪もう　はなさない・・・♪と歌われていました。
すごい演出で、しばしポカンとしてしまいました。

2部はアコースティックVer.で数曲メドレー形式で歌われていました。
ここで「恋の予感」が歌われました。
明菜さんの「恋の予感」も良いのですが、本家の「恋の予感」もすばらしかったです。
パク・ヨンハさんと交友があったらしくパク・ヨンハさんにむけて「Friend」が歌われました。

3部は客席から玉置さんが登場し、またノリノリな曲からはじまり
「悲しみにさよなら」で終わりました。

いゃ～参りました。安全地帯の面々はものすごいエネルギーをもった方々です。
玉置さんの衣装替え数回とMCが少しだけで2時間弱歌いっぱなしです。
曲数としてもかなりの曲を歌われていました。
あくまでも私の感想ですが、やはり「安全地帯」としての音と玉置さんの「声」の
マッチングがとてもすばらしいと思いました。
それに玉置さんはもとより、ギターの矢萩渉さん、同じくギターの武沢侑昂さん
ベースの六土開正さん、ドラムスの田中裕二さん
他サポートメンバー2人の方々(すみません、名前わすれました)が本当に楽しそうに微笑みながら演奏し
演奏中も他のメンバーとアイコンタクトをとりながら演奏されているのがとても印象的でした。
明菜さんにもこんなメンバーがいればいいのになぁ～と思いました。

今回聴いていて思ったのが、明菜さんの声がバイオリンの音色とすると
玉置さんの声は名プレイヤーが弾くギターの音色のように思われました。

この所、玉置さんの報道で少しヒヤヒヤしておりましたが「無事」開催されて良かったです。
そしてなにより歌うのが、そして演奏するのが楽しそうな安全地帯が見れて良かったです。