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下でMSさんも書かれている通り、現曲に対しての私の印象も似たようなものです。
またせちゃいけないと思い、ゆっくりと入りたいお風呂も早々と切り上げて出てきた女心もわからずに、何やってんだか〜でした。「ただ、あなたの優しさが・・こわかった♪」のフレーズもなんでこんな男が優しいと思うのか？？と疑問だらけ。
明菜さんにこの歌は似合わないよな〜と思い、あまり聞きたくなかったのですが・・・
明菜バージョンでガツーンときたのは「いつもちっとも似てないの♪」のワンフレーズ。
その口調がめっちゃ可愛い！プクッとくちびるを尖らせた彼女の表情が見えてきそうです。
逆に「横丁の風呂屋♪」は、やはり女性言葉ではないですね。そういういい方しないです〜。「お風呂屋さん」でしょう。ここは、やはり男性が書かれたのでこんな風に表現したのでしょうね。
聞いていてめっちゃ違和感ありました。
最後の「若かったあのころ〜♪」からのくだりは、明菜さんの柔らかい声で聞くと活きてきますね。
若いころを悔やむでもなく、懐かしく思うでもなく、「そんなこともあったわねぇ・・」とさらりと歌っているのがいいです。
どんな恋にせよ、今手にしている恋を失うことが一番こわかったがゆえに「あなたの優しさ」がこわいといったのですね。「優しいからこわい」ではなく「優しい人を（失うことが）こわい」なのですね〜。
フムフム・・と納得がいくことがたくさんの実りある歌唱を聞かせていただきました。
私の持っている「神田川＝暗いジメッとしたフォークの代名詞」をこんな風に仕上げてくるとは驚きでした。どこをどう切ればこの世界にたどり着くのか・・？そのあたりのエピソードみたいなものがあるのかな〜と勘ぐってしまいます。新生「神田川」ですね、これは。
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