作　詞　： 小坂　恭子 作　曲　： 小坂　恭子 収録アルバムタイトル 初版発売日 フォーク・ソング　〜歌姫抒情歌 2008/12/24 No. 0002 ■ これはいい、特になんとも言えない浮遊感覚があって BCN [ 2009年03月18日(水) 02:09 ] もともとこの歌は大好きで、中森明菜に歌ってもらいたかったものです。 この曲、きわめて自然なメロディーと歌詞という印象ですが、私の記憶に間違いがなければ、小坂恭子さんが売れ線のメロディーや歌詞の研究をして“これなら絶対に売れるという自信”を持って世に出したものです。 この曲に関しては、全く期待を裏切らない、それ以上のものでした。 ほんとうに想い出して唄っているっていうのが見えてくる様な感じです。 この曲を聞いていると、時にぼんやりと30度位の上目視線で囁くように歌う中森明菜が私の周りでふわふわしているって感じ、時に首を傾けてひとりでソファに浅く腰掛けてちょっと斜め下を何を見つめる事無く視線を落として唄っている中森明菜が見えてくる様な錯覚が呼び起こされます。 今はもう届かない｢あなた｣を想い出して、夢想しながら、それでもその「あなた」に語りかける様に唄う中森明菜にうっとりさせられます。 でもこの歌、「こんな日は」と歌い始められるけれど、こんな日ってどんな日なんでしょうね。ひとりぼっちで淋しい日、「あなた」をついつい想い出してしまった日、そんな日なんでしょうね、きっと。 ■ お気入りのアルバムタイトル： フォークソング〜歌姫　抒情歌〜 No. 0001 ■ 明菜版　悲しい酒？ ちゃきな [ 2009年02月13日(金) 00:27 ] この歌は、どなたか書かれていたと思いますが、私も明菜さんバージョンの「あなた」が、もう会えない遠い人のように聞こえます。 男と女の未練の唄と言うよりも、もっと遠い昔の儚い思い出を夢枕に眠る悲しい女の物語とでもいうのでしょうか？ ちょっとニュアンスは違いますが、「艶華」の「悲しい酒」のような感じ？ あの人を思い出しながら、タバコをすってみたり、お酒を飲んでみたり。でも、本当はあの人に何も言わずにそばにいてもらうだけでいい。そっと髪をなでてくれるだけでいい。 それがかなわない夢だと知っているけれど、こんな日は思い出に浸らせて欲しい・・。 お母様のことを思い出して歌ったんじゃないかと思いました。 この歌が座って歌った歌かな？とも思いました。 聞けば聞くほど、深い深い悲しみの海に溺れていきそうな、そんな歌ですね。 この切なさが、明菜さんらしくて好きです。 ■ お気入りのアルバムタイトル： フォークソング〜歌姫　抒情歌〜