作　詞　： エリコ 作　曲　： 市川 淳 収録アルバムタイトル 初版発売日 Ballade Best -25th Anniversary Selection- 2007/3/28 前のページへ　↑ No. 0003 ■ 新境地バラード ＮＡＫＩ [ 2007年03月30日(金) 00:31 ] ピアノの音が綺麗ですね。皆さんが最近の若い人の曲調と書かれていたのに納得。♪あなたが居た　あの夏の日♪の部分、浜崎あゆみの曲を思い出しました。若い人が聴いたら曲調はありがちなのかもしれませんが、明菜がこの明るい曲調の曲を歌うと新鮮です。 変わりゆく季節 変われない思い ずっと　ずっと　永遠（とわ）に あの夏の軌跡 変わらない思い ずっと　ずっと　今へ この部分の歌詞が好きです。 明るい雰囲気・明菜のバラードぽっくなくない感じです。明菜の柔らかい歌声が良いですね。ハスキーなのも独特なスパイスになって、甘すぎずほろ苦さが同居しています。最近の新しい曲調の曲に果敢に攻めていた姿勢も良いです。聴けば聴くほど、好きになりそうな曲です。ただ、フタッフ絶賛のあの宣伝文句は話7割ぐらいから8割ぐらいで受け止めたほうがよさそうです。むしろnagai さんが御意見板に書かれているように「普通に良い歌です。」から入ったほうがいいですね。宣伝文句を作るなら、明菜の新境地バラードここに誕生かな。（陳腐ですね） ■ お気入りのアルバムタイトル： Ballade Best No. 0002 ■ 補足 nagai [ 2007年03月28日(水) 20:29 ] ＞今の４１歳の明菜だからこそ　唄える歌詞の歌ですね。 「青春」と「白秋」の間かな。 ・・・と下に書きましたが、 「それじゃ、『朱夏』じゃん」とツッコミが入りそう。 そうじゃなくて。 時に「青春　期」ぽくて 時に「白秋　期」ぽい・・・と言いたかったんです。 言葉足らずでスミマセン。 そういえば、明菜、 『思春期』（オリジナル）、『思秋期』（カバー） なんて歌も唄いましたね。 ■ お気入りのアルバムタイトル： Ballade Best No. 0001 ■ 『変わりゆく季節　変わらない想い』 nagai [ 2007年03月28日(水) 20:08 ] 新曲「あの夏の日」を聴いた。驚いた。 【明菜バラード】といえば、いくつか種類があるけれど、 やはり王道は、「難破船」、「帰省」、「ネセサリー」のような、明菜以外の歌手では なかなか唄いこなせない「絶唱系」「熱唱系」「重い系」。 最近だと「赤い花」、「虹」もかな。【歌い上げる系】ってヤツ。 それとは反対に 「軽めのバラード系」なんてのも存在する。 「風は空の彼方」「風を抱きしめて」みたいなね。 それでもって、今回の「あの夏の日」は 曲調自体は「軽め系」の方。若い歌手・・浜崎あゆみ、松浦あや が唄いそうな感じ。明菜っぽくない。 歌詞も、そんなにウエットじゃない。 遠い過去−−少女時代、学生時代の 自分、様々な夏の日の思い出−を回想しつつ、現在の自分にまで 思いを馳せている−−そんな内容。 夏の日の星座、空に咲く花火、海のあおさ、波打ち際 校舎のらくがき・・・ 遠い思い出が「走馬灯」のように、現れては消えてゆく。 そして、「手のぬくもり」「あなたの声」 「隣でみた　あの日の夢」・・・ そう。行き着く所　全ては、「あなた」への想い。 遠い遠い過去。季節は何度も流れた。 「変わりゆく季節　　変わらない想い」 この歌の主人公は、「悲しい」「会いたい」「恋しい」とは一言も言っていない。 それだからこそ、我々（視聴者）は、想像を めぐらせてしまう。「変わらない想い、って　どんなモノ？」と。 パステルの風景画のような、ぼんやりと写る「幻灯機」のような 美しい思い出の描写・・・。 作詞家のエリコによる、繊細に織られたタペストリーのような歌詞を 明菜は、語るように唄う。つぶやくように唄う。時に　強く自問するように唄う。 ２００３年のバラード・アルバム「I　HOPE　SO」でも さまざまな種類のバラードを唄ったけれど、 今回は、また１つ新しい世界へ行った印象。 こういう歌って、第一印象は「弱い」けれど、 ジワジワと心に響く、スルメ曲なんですよね。 今の４１歳の明菜だからこそ　唄える歌詞の歌ですね。 「青春」と「白秋」の間かな。 この歌を聴いて、自分まで遠い過去に想いを馳せました。 思い出は　時に、ほろ苦くて　切ないけれど いつも温かくて　美しい。 ■ お気入りのアルバムタイトル： Ballade Best 前のページへ　↑