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●「明日の約束 何も できないと
ポツリと一言 つぶやき 抱きしめてくれた人」
彼女の元・彼氏は、「道ならぬ恋（不倫）」の相手だったのだろうか？
それとも、周囲から反対されていた恋人だったのだろうか？
夜中に目覚めても、大きなダブルベッドの、自分の隣で寝息をたてている彼の存在に
安心して 再び眠りにつく。そんな日常だった。
「何か」に怯えながらも、幸福な毎日だった。
朝食時に、唇のはしに付いた パンを取ってくれた彼。
そんな、「おままごと」みたいな、「新婚生活」のような日々が
当たり前の毎日だった。
今は、彼と別れた事を「思い出」なんて呼べないし、思いたくない。
一人きりの静かな部屋。窓の外の風の音に驚いては、振り返る。
「あぁ・・・自分は独り」と実感している。
彼氏と別れた時を回想する・・主人公。
もう２人の間には、修復不可能な「空気」が漂っている。
それは、寂しげな彼の横顔の翳りからも感じ取れた。
別れの気配。悲しい予感。
でも、自分は まだ別れたくない。必死で 気づかないふりをして、
彼氏を繋ぎ止める言葉を捜し続けた。
楽しい言葉が見つからない。笑わせる言葉が思いつかない。
空回りする。
からめた指を、１つ１つ ほどいて背中を向けて泣いてしまった。
涙が似合う女の人を、彼が好きだと知っていたから。
泣いたら、彼は とどまってくれるかもしれない
そんな事を思いながら、泣いた。
それでも、彼氏は、この部屋から出て行った・・・。
今もまだ「サヨナラなんて嘘だよ」と 彼氏が
ドアを開けて あなたが立つ その日を待っている・・
毎朝、目覚めた時には 手探りしてみる。
もしかしたら、隣に 彼が戻っているような気がして。
１人のシーツを抱きしめて、彼を思う夏の日。
それは、もう「ありふれた」毎日の風景になっている・・・。
それは、夢現（ゆめうつつ）の日々・・・。
●彼氏と別れて、どれ位の時間が経過したのだろうか。
半年？１年？
彼氏と別れた原因もハッキリしないけれど、
主人公にとって、まだ「別れ」が思い出になっていない。
夢と現実の間を、行ったり来たりしているような主人公なのである。
○非常に悲しい歌だけれど、反面、癒してくれるような、美しくも儚い、
不思議な歌で、自分は大好きである。
１番好きな歌かも。
８６年のコンサートでは、１番最初に披露された。
その後、９６年５月のディナーショー。
９８年秋のシンフォニックコンサート（２日目・アンコール）
９８年１２月のディナーショー（途中の会場まで）、
２０００年のバラードコンサート 等で披露された。
是非、リテイク（再録音）して欲しい１曲だ。■■
※白夜さんが、自分の言いたい事を ほとんど書いて下さって
いるので、自分は「歌詞」を追ってみました。
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