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なんとなく｢SAND･BEIGE〜砂漠へ〜｣を思わせるような詩ですね。
あれほど激しく民族音楽的なアレンジではないのですけど、なんとなく似てます。
｢サザン･ウィンド｣で海外リゾート地でのアバンチュールを歌った明菜様ですが、海外の風景をバックに切ない恋や想いを歌った歌はこの歌がどうも初出のようですね。その後の強烈な異国ワールドな曲に比べればまだまだな感じですが、ひょっとしたらこの曲に出会ったことによって明菜様がソッチに目覚めたのかも…なんて妄想もしてみたり(笑
この日本に地平線はない。
歌の最後で｢異国の果てない空 心を映す｣とあるから、海外であることは間違いない。
でもどこなんだろう。
沈む太陽が地平線を映し出すという非常に壮大なイメージを持つ国というのは、そうあるものではないと思うけど、砂という字は出てこないし、なんとなくそんなイメージはないので砂漠ではなさそうですね。
あとはモンゴルかな？とも思うけど…大胆予想ですがおそらくこれはロシアだと思います。
太田裕美の｢さらばシベリア鉄道｣辺りのイメージが下敷きではないでしょうか。
tiisanawaga様が下で仰られているようにどこか懐かしい響きのある歌。いみじくも｢歌声喫茶｣と言われておられますが、だからなおさらロシア民謡風に聴こえるのかもしれません。
まだあどけなさの残るアイドル時代の事、まだ後年ほどの凄みはこの歌からは感じられませんが、この不思議な温かみのある少し不安なメロディーに上手く揺れながら乗せているあたりは、やっぱりエキゾモノとの相性の良さを感じますね。
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