| 「スローモーション」と「水に挿した花」
いずれも,コンサートバージョン(DVD)も含め,いくつかのバージョンがあります。一番バージョンが多いのは,「deisre」(?),次が「飾り〜」(?),その次が「tattoo」(?)ではないでしょうか。で,結構,多いのがこの「スローモ−ション」,もちろんデビュー曲なので,それだけ披露される時間・機会が多いのですが,でも,「セカンドラブ」はそれほど多くありません。「難破船」も多いのですが,この曲の重厚感を失わないようにするためか,基本的な構図はどれも,1+2番+間奏+3番で,「重厚長大」という言葉がありましたが,まさしく,それにぴったりです。
この「スローモーション」のコンサート(DVD),CDバージョンは,2番抜きなどあって,アレンジも豊富。デビュー曲バージョンは間奏部分がなんともせつなく,フルートバージョンもそれりにパワーがあって嫌いではありません。時の流れを感じさせてくれます。
「水に挿した花」−情感濃厚系は曲のイメージを崩すことはできないので,基本に忠実で,Parco歌姫も良いのですが,ここは臨場感で,Felicidad(DVD) もいいです。連続して聞くと疲れますが,裕福になった気持ちになります。
「スローモーション」は気楽に,「水に挿した花」は歌に集中することで,それぞれのバリエーションを80分間で楽しめます。
今度,発売予定の「Last destinationDVD」,アンコールの「スローモーション」も入れて欲しいです。 | |