歌詞ページを開く ドラマティック・レイン 作　詞　： 秋元康
作　曲　： 筒美京平
収録アルバムタイトル 初版発売日
男と女−ＴＷＯ　ＨＥＡＲＴＳ　ＴＷＯ　ＶＯＩＣＥＳ− 2008/11/19
ファンが書いたレビュー
No. 0016 ■ 詩とイントロ ＭＳ [ 2008年11月29日(土) 11:26 ]
行ったら帰らないといけないので，再度，長距離運転。ただし，今回は夕方〜深夜，ルートを変えたので時間も短縮。天気はレイン（雨）。行きは古いラジカセ録音のカセットで前の「サイレント・ラブ」を十分に消しきれず，かすかに♪ピンクのカード〜で，微妙でしたけど，帰りは新しいラジカセ録音で堪能できました。

歌詞で感心したのが，♪今夜のおまえは，ふいに長い髪，ほどいて・・男だからよくわかりませんけど，女性が決意したとき，そんなもんかな〜と納得です。最後の♪行き止まりまで，からめる指〜うまいですね。♪堕ちて行く〜♪隠せぬ罪〜永遠不滅なテーマですね。
濡れたアスファルトと車のライト・・・幻惑的

しかし，気になること１点。田舎の夜はドラマティックでないのかどうかは別として，最後の，♪何も言わないでくれ・・と，♪何も聞かないでくれ・・が，だぶっていることです。「言う」の中には「聞く」が含まれるので，「聞かないでくれ」は不要に思えます（筆談なら別ですけど）。

また，曲の出だしは，♪レインもっと強く降り注いでくれ・・ではなく，次の♪今夜のおまえは，ふいに長い髪・・からの方が個人的には好きです（カセット１曲目で，最初を録音できず途中から始まったのが良かった・・）。　♪レイン・・の場合だと，次のドラムスに動画共有サイトのＩさんの映像がダブってしまって，どうもよくありません。♪今夜の・・の場合のほうが，直ぐに明菜さんの世界にはいりこめます。

こんなことを考えながら，無事，到着。
レイン・・１人の運転には，やはり，ドラマティックではありませんでした。
■ お気入りのアルバムタイトル：
No. 0015 ■ 夜の長距離運転で ＭＳ [ 2008年11月24日(月) 07:19 ]
用があって、久しぶりの夜間の一人のドライブ。夕方の出発はそれなりに多いのですが、今回、はじめて明け方３時の出発で、そして長時間になりそうなので、眠気対策にドラマティック・レインをカセットの片面に連続５曲落としたものを準備。出がけは「冷たい月」をかけたものの、すぐに眠くなり危険を感じたので、用意したドラマティックレインに交換。

ドラマティック・レインの曲自体は大したことないと、期待していなかったのですが、予想以上に良かったです。もちろん、明菜さんの低音と声質のおかげで、.特に♪ああ　男と女ドラマティックレインの次の、♪もっと　強く（♪今は　何も〜）。デュエットのデュエットも絶妙。♪冷えた　躰で〜、もちょっと興奮。 ♪指の次のブレスもアクセント
ただ、男性の歌がね・・・・明菜さんを無視して、気楽に歌っている感がなきにしもあらずです。明菜さんのほうはデュエットらしく、歌にあわせている感じなんですけど。あの明菜さんとのデュエットなので緊張し、意識しないようにつとめた？　
結論としては、直線的な男性の声に対して、平面的な明菜さんの声がうまくマッチし、男性の声を明菜さんの声が包みこむような（年上の女性の誘惑に男性が負けまいとしている）感じで、深みのある良い曲になっていました。

夜の先行車、対抗車のライトを見ながら聞くドラマティック・レイン。雨だったら、もっと風情があったのに・・運転には大変ですけど。　　明け方のだんだんしらんでいく海岸近くの工場と灯りのついて幻想的なビニールハウス群を見ながら・・。　　水平線から昇る朝日を右に見ながら〜といきたいところですが、残念ながら上る瞬間は海がみえず、太陽も雲隠れ。　いつもまにか通行量が増え、渋滞もちょっとのイライラでやりすごし、レコーディングの様子が−男性が歌っているのを聞いている明菜さん−思い浮かんだりして・・。

最近、○○の流行が社会問題となっていますが、陶酔感を求めるならば明菜さんの歌を聞いていればいいのに〜幻覚作用はともかく、覚醒作用は十分でした。

適度な休憩を入れ、12時間後無事目的地に到着。ドラマティック・レインと長距離ドライブが脳の中で深く結びついて、いい思い出になりました。
■ お気入りのアルバムタイトル：
No. 0013 ■ 独断と偏見 tiisanawaga [ 2008年11月23日(日) 23:36 ]
　こちらのご意見“板”の方へ私は先日この曲についてちょっと簡単な感想を書かせていただいたのですが改めてこちらにも感想を書いておこうかなと思いました。

　まず、これは私の偏見が強い意見ですので読まれて気を悪くされましたらお許し下さい。
　
　稲垣潤一さんが多くの女性歌手とのデュエット曲を集めたアルバムに、明菜さんとこの曲のデュエットを収録されると聞いて明菜さんの歌が久しぶりに聴かれることが出来ると思い、嬉しかった反面少し不安が有りました。
　というのは私は今まであまり稲垣さんの歌を聴いたことはなかったのですがどんな声で、どんな歌唱をする人か多少の知識はありました。そして申し訳ないのですが私があまり好きな感じの声でもなく、歌唱でもないなという思いがしていました。

　そこで某有名な動画サイトで稲垣さんがこの曲を歌っている動画を見させていただいたのですが、やっぱりその歌唱を聴いた感じでは、私としてはイマイチ明菜さんとのデュエットと言うのに手放しで喜ぶ感じではなかったです。そのときの感想で、曲は良い曲だと思いました。この曲を明菜さんが歌ったらきっと素晴らしいものが出来るような予感もしました。でもデュエットとしてはどうなんだろう？と言う危惧がかなり有りました。

　そして案の定アルバムを購入してこの曲を聴いた時に皆さんの意見とは異なるかも知れませんが、明菜さんの声はこの曲にぴったり合っているし、想像以上に素晴らしい歌唱を聴かせてくれていると思いました。
　しかし、ここからが私の偏見なのでしょうが稲垣さんのパートに移ると言葉は悪いですが明菜さんの歌の“邪魔されている”ような気持ちになってしらけるのです。極端な話「う〜ん、良いとこで出てこないでよ！」って言うような気持ちを持ってしまい、聴きながらイライラさせられる思いがしてしまうのです。
　聴くたびに明菜さんのソロでこの曲を聴いてみたいという思いが強くなって謂わば欲求不満のような状態になります。

　余計なことを書くようですが、私には稲垣さんの声がどうも「薄く」感じるのです。「軽く」とは違って声、歌唱に「厚み」が感じられず、明菜さんの声や歌唱表現の「厚み」「情感」と比べるとデュエットとしてアンバランスな感じを受けてしまいます。特に稲垣さんの高音部の張るところにその思いを強くしてしまいます。これは何度も書きますが私の偏見でなのでしょう、こんな書き方をお許し下さい。

　もう何年も前からですが、ポップス歌手と言うと男女を問わず皆さんかなり高音での歌唱をする人が多いように思います。レコード会社もそういう歌唱の方が“売れる”と思うからなのでしょうか？ですから高音の出る歌手を採用するようにしているのでしょうか？

　一般ユーザーが「高音＝良い声」というマジック？に掛けられているんじゃないか、という気がするのは私だけでしょうか？確かに歌手としては音域が広く高い声が出せるのは才能だと思いますが・・。

　私は決して「高音」が嫌いではありませんが「高音」なら何でも「良い声」とはとても思えないのです。でも現代はどんな声でも「高い声」が「綺麗」「素敵」な声の評価になり過ぎているように思えて仕方ありません。勿論これは好みの問題ですから私がとやかく言う問題ではないことは重々承知しています。

　有名な小田和正さんの高音などは私も素晴らしいと思いますし、さだまさしさんの高音なども私は好きです。でも高音で歌う歌手であまり好みでない歌手もかなりいまして、かなりの偏見の持ち主です。

　すいません、この曲のレビューとはかけ離れた書き込みになってしまいましたが、やはり私は明菜さんのこの曲の歌唱を聴いて又一段と「明菜ファン度」が強くなってしまったように思います。

　（管理人様、この書き込みが不適切と思われましたら削除をされても構いません、お任せいたします。　
■ お気入りのアルバムタイトル： 男と女−ＴＷＯ　ＨＥＡＲＴＳ　ＴＷＯ　ＶＯＩＣＥＳ−
No. 0011 ■ かっこ良くてにやけます ルル [ 2008年11月21日(金) 23:49 ]
最初のサビはこの歌の序章のような感じで始まります。後半に向けてどんどん物語が盛り上がっていきますね。アレンジに疾走感がありかっこいいです。

♪もっと　強く♪の部分、歌いだし最初の時と、その次のサビとで明菜の歌い方が違います。最初の時はさらっと歌っていますが、2回目の時は、「もっと」をふわっと甘えるように、「強く」を男っぽく力強く歌っています。表現力の豊かさが出ていてお気に入りの部分です。

稲垣さんと同じキーで歌っている。これ重要なポイントなのではないかと思います。アルバム「男と女」の中で、ほとんどの曲が途中で転調しているので、絡みはあくまでも主旋律とのハモリになっています。でも、「ドラマティックレイン」の場合は主旋律を交互に歌うことが可能で、その分明菜のパートが多くなっているのではないかと思います。それ故に、二人の絡み具合のバランスがとてもいいです。

♪隠せぬ罪 ♪♪からめる指♪　ＮＡＫＩさんと一緒でこの部分は明菜に単独で歌って欲しかったので嬉しかったです。

何度聴いてもかっこいい。もぅかっこいいという言葉しか出てきません。正直ここまでこの曲が明菜の声にハマるとは思っていませんでした。みなさんが仰るように、明菜単独歌唱も聴いてみたいです。
■ お気入りのアルバムタイトル： 男と女−ＴＷＯ　ＨＥＡＲＴＳ　ＴＷＯ　ＶＯＩＣＥＳ−
No. 0010 ■ 歌って欲しかった部分を明菜が歌っています。 ＮＡＫＩ [ 2008年11月20日(木) 01:27 ]
amaさんの投稿を見る前に、パート分けを自分でもしてみました。自分でパート分けをしたものとａｍａさんが作成されたものは同じものでした。最初にレビューを書いたときに、なんとなくハモリ部分と明菜のパートをあわせて半分ぐらい歌っている印象があると書きました。明菜が歌った部分を赤、稲垣潤一が歌った部分を青、ハモリを黒で色分けをすると、ａｍａさんも書かれていますが、半分、もしくはそれ以上の分量になりますね。ビジュアル的に絡み具合がわかりやすいです。

もっと〜くれの絡み方はすうパターンあります。

極短いイントロを聴いて、何故だか『空港』の出だしを思い出しました。No. 0006の一部いきなり、サビの部分♪レイン♪から始まりましたではなく、歌い始めましたと書いたほうが良かった気もします。

♪雨の音さえ　隠せぬ罪 ♪♪行き止まりまで　からめる指 ♪は明菜に歌って欲しかったパートなので、チョット嬉しかったです。

事前にドラマティックレインのパート分けを勝手に作って遊んでいました。プロの仕事は大胆でした。思っていた以上に複雑に絡めていました。

このアルバムは稲垣潤一が明菜も含めて全曲違う女性とデュエットをしています。他の歌手もレベルが高く、アレンジもクオリティが高く聴き応えがあります。明菜の『ドラマティックレイン』もレベルが高く、他の歌手に引けをとりません。堂々と渡り合っています。アルバム最後の曲にふさわしいです。
■ お気入りのアルバムタイトル：