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私はこの歌の中の主人公がとても好きです。
気持ちが離れていくのを感じながらも、それを自分から切り出したくない。
彼の指先や言葉に少しでも「愛」が見えたら、すぐにでも引き返したいのに、彼は何も言ってくれない。
どこにも行きたくないの・・私に引き返すチャンスを作って・・
でも、若い二人にはその術がない。
仕方なく歩き出す女・・。
あぁ〜〜〜！！ふぬけども！！誰か彼女を支えてやってよ！
もう、恋だの愛だのから随分遠ざかっている今の自分にならわかることがたくさんある。
怖がらずに飛び込めばよかった。相手の気持ちよりも自分に正直になればよかった。
所詮、愛なんてそんなもの。身勝手に相手を求め、身勝手に自己満足する。
明菜さんの切ない悲鳴のような声を聴きながら、そんなことをつらつらと考えていました。
そして、今も。全男性に対して言いたい。
ふぬけどもっ！こんないい女（もちろん明菜さん）を誰も支えられないの？
彼女に心からの笑顔を早く返してあげて！
・・なんてね（笑）。当時は「クールな自立したいい女」として歌の世界を楽しんだけど、今聞くとまた違う印象に。こういう女性は実際男性側からすると扱いにくいのかな？
引き返せない、すがりつけない、その優しさがあだになるなんて世の中は本当に矛盾していますね。
ドラマの中のワンシーンのような、キリキリと胸が締め付けられる感じがたまりませんね。
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