初版発売日 1986/8/11 1 BACK DOOR NIGHT 2 ニュー・ジェネレーション 3 Labyrinth 4 マリオネット 5 幻惑されて 6 ガラスの心 7 TEEN AGE BLUE 8 燠火 9 WAIT FOR ME 10 MUSHROOM DANCE 前のページへ　↑ No. 0004 ■ Ｄ５０５ＭＩ ■ [ 2005年08月29日(月) 11:40 ] このアルバムを買ったのは高校２年のとき。最初「不良品か！？」と本気で思いました。でも、きけばきくほど好きになり・・・。あれから２０年、不思議に、幻想的にあの曲あの夏の思い出とともによみがえります。ほんとに不思議なアルバムです。 No. 0003 ■ ama ■ [ 2005年07月27日(水) 15:52 ] 当時としては、しかもアイドル歌手が出すアルバムとしては、異色中の異色、冒険とさえいえる作品だと思う。 最初にこの作品に接した時、その意図が理解できず、また意図を聞いた後も感覚的になかなか入っていけなかった。（今でも100%理解しているとは言えないが…） この作品のいちばんの特色は、ボーカルである。 前に「Back　Door　Night」のレビューのところでも触れたが、夜ヒットのマンスリーでの明菜さんの歌唱を見て目のうろこが取れたような気がした。 この作品は、現実の世界から離れた「不思議」世界でのできごとなのだ。 この作品で歌っている人物は、「不思議」世界からやってきた「歌姫」なのかもしれない。 ボーカルを意図的に周りに溶け込ませていることは、大きな特色には違いないが、この作品の意図を表している決定的な特色ではない。 そのよく聞き取れないボーカルに込めらている奔放な情熱こそ、このアルバムの一番の特色であり魅力である。 はら坊さんのレビューの ＜「にゅわ〜」って感じの語尾。聴かないとわからない（笑）＞ と表現した気持ち…とてもよくわかります。^^; No. 0002 ■ はら坊 ■ [ 2005年06月16日(木) 22:13 ] はっきり言ってこのアルバムは好きだ。 実験的というかアバンギャルドというかプログレッシブというか・・・。 アレンジの仕方や音の作り方がプレグレ好きの私にはたまらないアルバムである。 ただ〜し！ 明菜姫の声が音に埋もれて全然聞こえないではないか！ゆるせ〜ん。 マスターテープが残っているならリマスターして再発して欲しい。いや、しなくてはいけないアルバムである。 声を聴きやすくした（？）「Wonder」というアルバムもあるが「BACK DOOR NIGHT」も入っていないし、それにあの独特の姫の声の出し方をしていないではないか。 ＜「にゅわ〜」って感じの語尾。聴かないとわからない（笑）＞ このアルバムではエフェクト効果かどうかわからないが非常に独特な歌い方をしている。 （多分この歌い方は他では一切されていなかったと記憶する） 明菜姫は曲のイメージや雰囲気で声や歌い方を変えているものが多い。それでいて決してわざとらしくなく「100の声を持つ歌手」と言っても過言ではないくらいに多様な歌い方および声を使い分けている。 その一つの結晶がこのアルバムと言える。 是非リマスターして欲しいもんです。 No. 0001 ■ isojin ■ [ 2003年11月15日 ] 　なんと不可解なアルバムを作ったものだ。このアルバムを聞くと、そこはかとない浮遊感に襲われる。ボーカルに極度のエフェクトがかけられ、歌詞が浮き上がって聴き取りにくい。しかし、それが伴奏と不思議な調和を生んで、さきの浮遊感を生んでいる。そこにはっきりした制作意図があることは確かだ。その意図については、人づてに聞いたことがあるが、本当のことは知らない。どなたか教えてほしい。 　このアルバムの約２年後に、アルバム「Wonder」が発売される。収録曲６曲のうち５曲は、アルバム「不思議」からのセルフカバーである。そして残る一曲が「不思議」と題された曲である。なぜ、「不思議」と題されたアルバムに歌曲「不思議」がないのだろう。想像はつきない。　 前のページへ　↑